「フル(葉にんにく)」
由来など
奄美大島では古くから,油ゾーメンや豚肉炒め,鍋物などに利用され,冬場の重要な野菜として栽培されてきた。
旧名瀬市在住の方によると,戦前から栽培し9~10月に植え付け,1~3月に収穫している。
また,1850年代の奄美の動植物等についてまとめた「南島雑話」に記載されている。
作物の特徴・特性
草姿により立ち性,半立ち性,垂れ葉性等の系統があり,非常に香りがよい。
草丈は80~100cm,葉の長さは50~60cm程度で,根部は球肥大が遅く40g程度と小さい。
球色は淡紅紫色を帯びており,りん片は10~20片程度である。
味や料理法
油ゾーメンや炒め物,鍋物,汁物,みそ和え,焼き肉など多用されている。
栽培カレンダー ○:は種,■:収穫
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
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*http://www.pref.kagoshima.jp/ag06/sangyo-rodo/nogyo/nosanbutu/dentou/haninnniku.html より
「フル-ふる」
【生産地】奄美市
【特徴】葉大蒜(はにんにく)の一種。草姿により立ち性、半立ち性、垂れ葉性等の系統がある。草丈は80~100cm,葉の長さは50~60cm程度で,根部は球肥大が遅く40g程度と小さい。球色は淡紅紫色を帯びており,りん片は10~20片程度である。
【食味】香りがとても良い。
【料理】油ゾーメンや炒め物,鍋物,汁物,みそ和え,焼き肉など多用されている。
【来歴】奄美大島では古くから冬場の重要な野菜として栽培されてきた。旧:名瀬市在住の人によると、戦前から栽培しているとのこと。1850(昭和25)年代の奄美の動植物等についてまとめた「南島雑話(なんとうざつわ)」に記載されている。
【時期】1月~3月
*https://tradveggie.or.jp/vegetableposts/46-kagoshima#index_1mHC8kie より
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