登録番号 第100号 徳地やまのいも
特定農林水産物等の区分 第1類 農産物類 野菜類(やまのいも)
特定農林水産物等の生産地 平成17年9月30日における行政区画名としての山口県佐波郡徳地町(現山口県山口市徳地地区)
登録生産者団体 山口県農業協同組合
特定農林水産物等の特性 首部が短く肩の広い仏掌型あるいは拳型で周辺部が波状になり、外皮は滑らかで可食部の髭根が少ないのが特徴で、すりおろしたときの粘りが強い。
地域との結び付き いちょういもは、地下水位が低く生育期に乾燥しない土地でなければ良質なものは生産できないが、徳地地区では、首部が短い芋を選抜し、水稲の輪作作物として栽培することで、耕土が浅い水田においても、適度な湿度が保持された土壌での良質な芋の安定生産が可能となっている。
*https://www.maff.go.jp/j/shokusan/gi_act/register/i100.html より
【防府とくぢ】「徳地やまのいも」GI登録 2020.11.30
防府とくぢ統括本部管内、山口市徳地地区の特産「徳地やまのいも」が11月18日、農水省の地理的表示保護制度(GI)に登録されました。2019年3月に申請を行い100件目として登録されました。
「徳地やまのいも」は山口市徳地地区の佐波川流域で古くから生産されており、江戸時代後期から栽培されていた記録も残る伝統野菜です。野球のグローブのような形や拳のような形で、すりおろせば非常に粘りが強く、消化にもよくスタミナ食として重宝されてきました。
徳地やまのいも生産組合は現在23人が生産に取り組み今年度は昨年の1.2倍である4.8㌧の出荷を目指しています。登録を受け同生産組合代表の伊藤三枝子さんは「待ちわびた登録で大変嬉しく思います。今度は生産者が頑張って全国から「やまのいもといえば徳地」と言われるように生産に励んでいきたいです。」と話されました。
販売は地元の特産物販売所「南大門」やふるさと納税などで贈答用として販売され、今年からは防府市の同JA直売所とれたて満菜でも袋物(1㌔)の本格販売が始まります。今後は県外への販売や生食用に加えて、むきイモやすりイモのチューブなどの加工品の周年販売を目指したいとしています。すでに反響は大きく「南大門」に注文の問い合わせが急増しています。来年3月頃まで出荷を予定しています。
*https://www.ja-ymg.or.jp/2020-1130-houhu-1/ より
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