「宗祇水」
宗祇水(そうぎすい)は岐阜県郡上市八幡町本町にある湧水。
概要
小駄良川と吉田川の合流地付近に位置している。白雲水(はくうんすい)とも言われ、1985年(昭和60年)宗祇水(白雲水)として名水百選第1号に指定されている。また、1974年(昭和49年)に岐阜県指定の史跡にも指定されている。また郡上市の旧八幡町は人と自然が調和した交流文化のまちとして水の郷百選に選定されていて、宗祇水は名水スポットの一つになっている。
郡上八幡地域は年間2,800mmの降雨量がある豊かな水源林に涵養され、縄文鍾乳洞に代表されるカルスト地形の石灰岩に浸透し、八幡市街に数多く湧出する。
*Wikipedia より
室町時代の連歌の達人である飯尾宗祇がこの湧水の傍らで庵を結んで愛用したことから「宗祇水」と呼ばれるようになった。「水舟」という独特の水利用形態が昔からあり、これは今なお10ヶ所に現存し、住民が組合を組織して保全している。
水質・水量
夏場などは水量に多少変化が見られるが、水質などは選定当時とほぼ変わらず、良好な状態を保っている。
由来・歴史
宗祇水の名の由来は、連歌の宗匠として知られ飯尾宗祇が文明年間この泉に草庵を結んで、この清水を愛用したことから名付けられたものである。昭和47年に町史跡文化財、49年に岐阜県史跡文化財の指定を受けた。
水質保全活動
大正6年9月有志が集まり宗祇倶楽部を結成して史跡保存に努めた。後に、宗祇水奉賛会が受け継いでいる。その他、周辺の住民により定期的に清掃が行われている。
おすすめの時期-8月 郡上おどり「宗祇水神祭」開催の頃
周辺の自然環境-清流長良川の最大の支流である吉田川が近くを流れ、水辺に下りて遊んだり川沿いを散策するなど昔ながらの川遊びができる。
利用状況-昔は、飲用や野菜の洗浄に利用されていたが、現在では生活用水としては利用していない。
イベント情報-毎年8月20日には、郡上おどり「宗祇水神祭」が行われ、当日はおどりのほか周辺の川で水中花火やお茶会などのイベントがある。
*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/meisui/data/index.asp?info=45 より
宗祇水は、一般向けの販売は行われていません。ただし、安久田地区の湧水を使用した「郡上八幡の湧水」という水が販売されています。地域のお土産物屋さんやサービスエリアなどに陳列されており、500mLから購入することができます。また、この水を仕様したサイダーも、330mL入りのガラス瓶で販売されています。
また、郡上八幡の湧水に関しては通販でも取り扱われています。1箱(6本)、1ケース(24本)、1本の単位で取り扱われているため、必要量に応じて購入する単位を変えることができます。
*https://www.flair-water.jp/meisui/1624/#i-8 より
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