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<B級ご当地グルメ> 神奈川 厚木シロコロホルモン

2024-08-22 09:42:01 | B級ご当地グルメ

 「厚木シロコロホルモン」

 厚木シロコロ・ホルモン(あつぎシロコロホルモン)とは、神奈川県厚木市を中心としたホルモン焼き料理である。B級グルメの大会(第3回「B-1グランプリ」2008年)で優勝した。

 概要
 2005年(平成17年)1月に神奈川県、厚木市商店会連合会・街づくり推進プロジェクト・チーム(後の「厚木シロコロ・ホルモン探検隊」)が厚木市の町興し企画として提唱し始めたことがネーミングのきっかけであったが、本厚木駅周辺には戦後まもなくからこのスタイルのホルモン焼き店が軒を連ねており厚木市では伝統的なホルモン焼きの食べ方であった。

 調理の特徴

 加熱中のシロ
 一般的にホルモンとして売られているもの、焼肉店でホルモンとして出てくるものは、どちらも腸を割いて平たく薄くしたものが主である。そして厚木以外では売られているものといえば生でなくボイルしたものがほとんどで、牛も豚も白モツ、として売られている。

 ところが厚木で売られている物、焼肉店でホルモンとして出てくるものは、豚ホルモンのやわらかい大腸のみを、割かずに管状のままで脂身を適度につけたまま洗った生の状態で流通している。豚が屠畜処理されたその日のうちに、市内の精肉店、ホルモン焼店に新鮮なホルモンが納品されている。

 やわらかな歯応えがある外側の部分と、内側のぶ厚く脂が付いている部分があり、一口大に切ったものを網焼きすると、外側の皮が収縮してコロコロになるのが特徴である。

 店ごとにオリジナルのたれが用意されているが市内の多くの店では味噌だれが主流となっている。

 なお、同様の調理法として「丸腸」と呼ばれるホルモン焼きがある。丸腸は管状の腸をぶつ切りにしてある。九州などでは外側に付いている脂が内側になるように裏返してあるものも多い。

 B-1グランプリへの参加
 2007年に「厚木シロコロ・ホルモン探検隊」がB級ご当地グルメの祭典「B-1グランプリ」に参加するため「愛Bリーグ」に加盟した。同年開催の第2回大会から参加し、翌年(2008年)の第3回大会ではゴールドグランプリを獲得し、2010年に富士宮やきそば等とともに殿堂入りした。また、2010年開催の第5回大会を誘致した結果、厚木市で開催されることが決定し、同年9月18・19日に開催された。

 2007年 第2回B-1グランプリ富士宮大会 - 第5位
 2008年 第3回B-1グランプリ久留米大会 - 第1位
 2009年 第4回B-1グランプリ横手大会 - 第5位
 2010年 第5回B-1グランプリ厚木大会 - (殿堂入りのため投票対象外)
 2012年に地元(厚木市)での活動に重点を置くことを理由に、愛Bリーグから退会した。

 商標権問題
 「厚木シロコロホルモン」「シロコロ」は登録商標(第5138788号ほか3件)であり、厚木シロコロ・ホルモン探検隊の代表者2名が権利者となっている。厚木シロコロ・ホルモン探検隊が2019年9月に解散した後、権利者は商標権を厚木市に売却する予定であったが売却金額をめぐり折り合いが付かなかった。従来のシロコロホルモン販売店の認定制度も2020年3月限りで認定証の更新を止めたため、認定店舗は4月以降「シロコロホルモン」の名称を使えなくなった。

 なお2021年3月に上記の商標のうち3件が権利満了となり、2023年時点では「厚木シロコロホルモン探検隊」ののぼりの商標(第5138788号)のみが現存している。

 関連商品
 2009年4月20日にはフリトレーから「B-1グランプリ 厚木シロコロ・ホルモン味」コーンスナックが発売された。

*Wikipedia より

 

 厚木ご当地B級グルメ「シロコロ・ホルモン」とは?特徴や由来を紹介 2024/01/12

 神奈川県のほぼ中央に位置する、厚木市。東京都心や羽田空港、横浜から比較的近く、観光の拠点や交通アクセスがよい町として知られています。

 そんな厚木市で人気のご当地グルメ、シロコロ・ホルモンをご存知でしょうか?今回はB-1グランプリで優勝経験のある、厚木シロコロ・ホルモンの特徴や部位、おいしい食べ方についてご紹介します。

 厚木シロコロ・ホルモンとは?
 厚木シロコロ・ホルモンは、筒状の豚の大腸を網焼きにした、厚木市で人気のご当地B級グルメです。豚の大腸は「シロ」とも呼ばれ、焼くとふっくらと膨らんで、コロコロと転がしながら焼くため、「シロコロ」という名前がついたそうです。

 一般的なホルモンの「シロ(大腸)」は、衛生上、周囲の皮を割いて平らにして、下ゆでしてから使いますが、厚木シロコロ・ホルモンは当日処理されたホルモンがお店に届くので、鮮度がよく、下ゆでしない筒状のホルモンがそのまま使われています。
 そのホルモンを炭火でじっくりと焼き、お店特製の味噌だれをつけて食べるのが主流になっています。

 ところで、厚木シロコロ・ホルモンは、どうして新鮮な生の状態の豚ホルモンが使われるようになったのでしょうか?その理由は厚木市内のある施設が関係していたのです。

 厚木シロコロ・ホルモンの由来と歴史 
 昭和20年頃から養豚業が盛んになった厚木市では、2002年に日本有数の食肉処理施設である、神奈川食肉センターが設立されました。そこから新鮮な豚肉や内臓が手に入りやすく、次第に豚のホルモンを扱うお店が増えていったそうです。

 2005年には、厚木市のある団体が町おこしの一環として、シロコロ・ホルモンに注目し、そのネーミングを提唱し始めたのがはじまりだと言われています。

 また、本厚木駅周辺では戦後間もないころから、現在のような食べ方をしているホルモン焼のお店が多く、厚木ではもともとスタンダードな食べ方だったようです。

 そんな厚木シロコロ・ホルモンが、ご当地グルメの祭典であるB-1グランプリに出場し、優勝したことでその名前が全国に知られるようになりました。

 現在も、厚木市内には昭和風情のある老舗からおしゃれな焼肉屋さんまで、40店舗以上のお店があり、平日の夕方でも人気のお店は満席になってしまうそうですよ。

 厚木シロコロ・ホルモンのおいしい焼き方と食べ方

 一般的なホルモンとは少し違い、筒状になっている厚木シロコロ・ホルモンは、どのように焼くのがよいのでしょうか?

 焼くときに、2〜3人前ほどのホルモンであれば網の上に全部のせて、焦げないようにひっくり返しながら焼いていきます。ホルモンはある程度まとめて焼くことで、蒸し焼きのような状態になり、煙や火が上がらず、早く焼けてふっくらとした仕上がりになるのだとか。

 もう一つのコツは、ホルモンの脂が出てくる前に、さっとひっくり返すことです。3秒に1回くらいの間隔で、ホルモンをコロコロと転がして焼いていきます。焼いているうちに、ホルモンがふっくらと膨らんできたら食べごろです。網の端に移しておけば、自由なペースで食べ進めることができますよ。

 香ばしく焼けた厚木シロコロ・ホルモンに特製の味噌だれをつけて食べると、噛むたびに脂の旨みやほのかな甘みが広がり、味噌のコクと炭火の香ばしさも相まって、ついついお箸が止まらなくなるおいしさです。

 口いっぱいに広がるジューシーな味わいとぷりぷりとした食感も厚木シロコロ・ホルモンの大きな魅力です。厚木でしか食べられないそのおいしさを、ぜひ味わってみてくださいね。

*https://www.tenposstar.com/blog/local-gourmet/590/ より


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