「離宮の水」
水無瀬神宮(みなせじんぐう)は、大阪府三島郡島本町にある神社。旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。旧称は水無瀬宮。境内には環境庁認定「名水百選」に選ばれた「離宮の水」がある。
*Wikipedia より
後鳥羽上皇によって造営された水無瀬離宮址にあるため、「離宮の水」と呼ばれている。神饌に用いられる神聖な井戸水であったが、茶道の歴史が始まるとともに茶の湯としても利用され、現在も書道や茶道等に利用されている。
水質・水量
良好・豊富。
由来・歴史
水無瀬神宮は、後鳥羽・土御門・順徳の三上皇を祭る神社である。後鳥羽上皇に仕えていた水無瀬信成・親成親子が、後鳥羽上皇御造営の水無瀬離宮跡地に御影堂を建立し菩堤を弔ったのがはじまりとされている。これにちなんで「離宮の水」と名付けられた。「離宮の水」は、御影堂建立時に、神饌として用いられた神聖な水であったが、茶道の歴史が始まるとともに、茶の湯としても利用されるようになった。境内には、江戸時代初期の様式で造られ、国の重要文化財の指定を受けた「灯心亭」がある。
水質保全活動
「離宮の水」を後世に継承するとともに、恵まれた水を多くの人々が享受し、誰からも愛される名水として保存することを目的とし、地域住民・企業・行政が一体となり、平成4年に「離宮の水保存会」が発足した。保存会では、定期的に水質の検査、水量のチェック及び離宮の水周辺の清掃活動を行い維持管理に努めている。
おすすめの時期-通年
周辺の自然環境-水無瀬神宮内にあり、自然豊かである。
利用状況-水汲み場が設けられており、連日多くの水汲みの参拝者で賑わっている。(午前6時~午後5時)
イベント情報-成人の日に、水無瀬神宮にて大茶盛(大きな茶道具をつかったお茶会)が行われ、毎年多くの人で賑わっている。
*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/meisui/data/index.asp?info=56 より
離宮の水は採水地に向かえば現地で飲用することが可能です。また、ペットボトルなどを持っていけば水を持ち帰ることもできます。ただし、資源保全のために持ち帰りはひとりペットボトル3本までと制限されています。
離宮の水の採水地には水汲み場が設置されており、毎日多くの参拝客がこの水を求めて訪れますが、水汲み場の利用は朝6時から17時までに限定されています。お出かけの際には時間をしっかりとチェックしておきましょう。
また、離宮の水はウォーターサーバー用の水としても使用されています。特定のウォーターサーバーをレンタルすることによって、離宮の水を定期的に購入することができます。
インターネット通販では、離宮の水が単体で販売されているケースはあまり見られません。ただし、離宮の水は市販されているお酒の仕込み水などとしても使用されているため、興味を持った方はそのような商品にも着目してみてはいかがでしょうか。
*https://www.flair-water.jp/meisui/2177/#i-8 より
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