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<パリ五輪2024> カヌー

2024-07-04 06:53:03 | パリ五輪2024

 「カヌー」 会場:セーヌ・エ・マルヌ県ヴェール・シュル・マルヌ

 流れのない穏やかな直線コースでスピード勝負のスプリントと、複雑な激流を下りながらゲートを番号順に通過する技術とタイムを競うスラロームがある。さらに2つのタイプがあり、カナディアンは水かきが片端だけについているパドルを使い、カヤックは両端についているパドルでこぐ。東京大会に続いてパリ大会も種目数は男女同数だが、スプリント種目が1つ減って5種目ずつ、スラローム種目が1つ増えて3種目ずつになる。

 <スプリント> 8/6~8/10
 流れのない静かな川や湖などで行われる。1936年ベルリン大会から正式採用され、1948年ロンドン大会から女子も実施。カヌーに乗る人数によってシングル(1人乗り)、ペア(2人乗り)、フォア(4人乗り)に分かれ、距離も200m、500m、1000mの設定がある。関心を高める狙いで距離が短くなる傾向にある。8つの直線レーンで一斉にスタートする。こぎ手が後ろ向きのボートと違い、前を向いてこぐ。短い距離を全速力でこぎ続けるスタミナが必要だが、片ひざを立てた姿勢のカナディアンはカヌーの片側しかこがないので、まっすぐに進む技術も求められる。パリ大会では男女のカヤックシングル200mが実施されず、男女5種目ずつ。予選の結果で上位は準決勝に進み、それ以外は準々決勝でもう一度レースを行う。準決勝上位4艇が決勝でメダルを争う。

 <スラローム> 7/27~8/5
 五輪に登場したのは比較的最近で1992年バルセロナ大会から。川下りのコースに2本のポールがぶら下がったゲートが設けられ、これに触れないよう通過しタイムを競う。ゲートに触れたり通過できなかったりするとペナルティとしてタイムが加算される。流れに逆らい下流から上流に向かって通過しなければならないゲートが難関。激流の川が競技の舞台となってきたが、近年はコースを人工的に作るため変化に富んだ難しいコース設定も可能になり、選手たちの技量が試される。パリ大会では新種目としてカヤッククロスが実施される。4人の選手が同時にスタートしゲートを通過するなど決められたイベントをこなし、先にフィニッシュした選手が勝者になる。競り合いで誰が勝っているのかが一目瞭然で注目度アップを狙う。最初にタイムトライアルが行われ、32人による勝ち抜きのシード順を決める。4人による予選8レースから始まり各ステージで上位2人が勝ち上がっていく方式。

*https://www3.nhk.or.jp/sports/olympics/discipline/canoe/ より


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