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<大阪-観光> 史跡新池ハニワ工場公園

2024-01-11 07:11:14 | 観光

 「史跡新池ハニワ工場公園」

 史跡新池ハニワ工場公園(しせきしんいけハニワこうばこうえん)は、大阪府高槻市にある史跡公園。新池埴輪製作遺跡(国の史跡「今城塚古墳 附 新池埴輪製作遺跡」の一部)を保存する公園である。

 概要
 新池埴輪製作遺跡は、5 - 6世紀の遺跡で、埴輪窯18基と工房、工人集落からなる全国最大級の埴輪工場跡である。一帯は『日本書紀』欽明天皇23年条にある「摂津国三嶋郡植廬(ハニイホ)新羅人之先祖也」と考えられている。今城塚古墳(高槻市郡家新町、6世紀前半)の埴輪は当工場で造られた。

 遺跡域では1988年(昭和63年)から調査がはじまり、1994年(平成6年)に「ハニワ工場公園」として整備された。1991年(平成3年)7月20日、遺跡域が既指定の国の史跡「今城塚古墳」に追加指定され、史跡指定名称が「今城塚古墳 附 新池埴輪製作遺跡」に変更。

 ハニワ工場の略年
 450年頃、太田茶臼山古墳の造営を目的として工場が開かれた。窯3基(A群)と工房3棟、住居7棟の規模。
 480年頃、窯5基(B群)と住居7棟を追加。番山古墳などのハニワを生産。
 530年頃、窯10基(C群)を追加。5棟の工房(住居兼用)、住居14棟。今城塚古墳向けのハニワを生産。
 550年頃、ハニワ生産を終える。

 施設

 プロムナード-動物、円筒、家形、武人埴輪などの複製品を20種類、21体設置。本物と同寸法。磁器製。素焼きの質感を模しており自由に触れる。
 ヨシトミヤスオの漫画による説明パネルを展示(陶板製)。
 工房2棟-3棟の内2棟を復元。竪穴建物で、母屋にあたる部分は茅葺き、周縁の下屋部分は杉皮葺きで復元されている。
 ハニワ窯跡2基-大小あわせて18の窯の内、2基を復元。また、1基を発掘中の状態で再現。
 ハニワ工場館-新池遺跡最大級の18号窯(530年頃)を覆屋で保護し、出土した埴輪3点も展示。

*Wikipedia より

 この公園は古代のハニワ工場だった新池遺跡をそのまま公園にしてしまったという、ハニワ工場公園なのだ。新池遺跡は、継体大王の墓といわれる今城塚古墳のハニワが作られていた日本で最古・最大級のハニワ工場跡で、今からおよそ1500年前、ハニワを焼く窯18基と工房(作業場)3棟、それにハニワ工人(職人)の住居まで整っていたという大規模なもの。そんな遺跡を保存し、整備公開しているこの公園には、ハニワ工房や450年頃に使われていたハニワ窯が復元されているだけではなく、発掘された窯がそのまま展示されているハニワ工場館もあって、無料とは思えないほどの充実ぶり。

*https://osaka-info.jp/spot/shinike-historic-haniwa-koba-park/ より

 史跡新池ハニワ工場公園 大阪府高槻市上土室1丁目


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