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<パリ五輪2024> 飛込

2024-07-15 06:58:31 | パリ五輪2024

 「飛込」

 飛込は、19世紀初期、ドイツとスウェーデンの体操選手が、アクロバティックな演技を水に飛び込んで練習していたことをきっかけにして世に広まったとされる。

 19世紀の終わりには、スウェーデンの飛込選手団がイギリスを訪れ、全国グレイスフル・ダイビング競技会(世界初の高跳込世界選手権とされる)で飛込を披露した。このことが評判となり、1901年にアマチュア・ダイビング協会が設立されることになった。

 ルールの概要
 オリンピックの飛込競技では8種目が実施される。3m飛板飛込と10m高飛込の個人とシンクロナイズドダイビング種目が、男女それぞれで行われる。3m飛板飛込では飛び板を用い、その弾力を使っていったん空中に跳ね上がり、演技をしながら水中に飛び込む。10m高飛込では、水面から10mの高さに固定された飛び込み台から、同様に演技をしながら水中に飛び込む。どちらの種目も個人とシンクロナイズドダイビングが行われる。

 審判員は、動きの美しさ、演技の難易度、入水技術など、選手をさまざまな観点から評価し採点する。シンクロナイズドダイビングでは、同時に飛び込む2名の選手の動きの同調性が採点される。

 オリンピックにおける歴史
 飛込競技のオリンピックデビューは、1904年のセントルイス大会。その後、毎回、正式競技として実施されている。女子種目が行われたのは、1912年のストックホルム大会から。シンクロナイズドダイビング種目は、2000年のシドニー大会で追加種目となった。

 オリンピックでの飛込競技は、当初はアメリカ合衆国チームが表彰台を独占していたが、近年では、中華人民共和国が強豪国となっている。東京2020では、24個のメダルのうち、7個の金メダルを含む12個を獲得している。

*https://olympics.com/ja/paris-2024/sports/diving より

 パリ2024オリンピックの飛込は、2024年7月27日(土)〜8月10日(土)の日程でパリのアクティクス・センターで実施される。日程をチケット情報をチェックしよう!

 パリ2024オリンピックの飛込競技では、男女それぞれ4種目の合計8種目が実施される。

 3mの高さの飛板から飛び込む「飛板飛込」と、10mの高さの台からの「高飛込」があり、それぞれ個人およびペアで行うシンクロナイズドダイビングが行われる。

 競技は開会式翌日の2024年7月27日に女子シンクロナイズドダイビング3m飛板飛込で始まり、同日に最初のメダリストが決定する。その後、男子シンクロナイズドダイビング10m高飛込などが続き、8月10日の男子10m高飛込決勝で戦いを締めくくる。

 日本選手は過去のオリンピックの水泳競技・飛込でまだ表彰台に立ったことはない。しかし、2022年の世界選手権では女子シンクロ飛板飛込の金戸凜(かねと・りん)&三上紗也可(みかみ・さやか)組と男子高飛込の玉井陸斗(たまい・りくと)が、日本勢初の銀メダルを獲得しており、オリンピックに向けても期待が高まっている。

*https://olympics.com/ja/news/paris2024-diving-schedule より


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