中北氏の、意見を紹介します。千葉日報の論説を記憶している方は、比べて読むと、一層興味深い事実を発見されるはずです。
「安倍政権は多くの国民や憲法学者、野党の強い反対を押し切って、」「安全保障関連法案を、成立させた。」「2017年7月の都議選の際、『安倍やめろ』と連呼する聴衆の一部に対して、」「『こんな人たちに負けるわけにいかない』と、言い放ったのも、」「国民を分断する政治の象徴だった。」
反日・左翼の中北先生は、安全保障関連法案の成立がよほど、気に入らなかったと思われます。都議選の選挙妨害をした「馬鹿者」たちは、一部の聴衆でなく、反日野党に動員された、活動家たちです。ネットの動画がありますから、確認すれば分かりますが、演説場所を占有し、「安倍やめろ」を叫んでいます。前回も言いましたが、選挙妨害という違法行為をする犯罪者たちを、中北氏は本気で弁護するのでしょうか。
この左翼活動家たちのみっともない姿を見て、「国民を分断する政治の象徴だった」と、誰が思うのでしょう。事実を知らない人々の中には、氏の記事を読み、勘違いする者が出てきます。そうなると、氏の記事の方が、「国民を分断するマスコミの象徴」です。こう言う陰湿な作文を、私は情報操作と呼びます。千葉日報までが、論説で付き合わされていますが、息子たちは、ここにあるマスコミ界の病巣を知って欲しいと思います。彼らは、自分に都合の良い話だけを国民に伝え、真面目に日本を考えている国民の心を、踏みにじり、国の独立と戦後レジームからの脱却を、遠のかせています。
「安倍政権は、『地方創生』『女性が輝く社会』『一億総活躍社会』などを、」「相次いで打ち出してきたのも、特徴だ。」「しかし、いずれも十分な成果が挙げられず、」「結果として、政権の長期化を図るための、」「キャッチフレーズだったとの批判は、免れない。」
この意見には同感ですが、「安倍政権の抜本的見直し」「安倍政権の一からの検証」と言うのであれば、こんなキヤッチフレーズの批判で、お茶を濁していいのでしょうか。
「戦後の日本は、どうして不毛な左右の対立から脱却できないのか。」「安倍政権はなぜ、憲法改正にこだわるのか。」「なぜ女系天皇に反対するのか。」
「これだけマスコミに叩かれ、攻撃される安倍政権が、どうして長期政権になったのか。」「国民が愚かなのか、単に野党が弱いだけなのか。」「安倍政権は、マスコミを支配し、情報を操作しているのではないか。」
大学教授が、本気で政治の本質に迫ろうとするのなら、これを言わなくてどうするのでしょう。多くの国民に理解されない、時代遅れの反日・左翼思想の氏は、そこまで踏み込む勇気がないようです。
ここでまた、千葉日報の論説と酷似した、空疎な主張が展開されます。
「首相の宿題と言われた憲法改正も、おそらく、予見しうる将来にわたり、」「実現が難しくなった。」「北朝鮮による日本人拉致事件や、北方領土問題も全く前進せず、」「首相にとって、無念の退陣表明だったに違いない。」「アベノミクスも、コロナで色あせてしまった。」
千葉日報社は、共同通信社の配信記事を、何日前に知らされるのでしょう。ほとんどが共同通信社からの記事とは言え、千葉日報独自の記事もありますから、編集のためにも、事前に目を通すのだと予測します。つまり千葉日報社の編集員たちは、前もって配信記事を読み、新聞の構成を決めているはずです。洪水のような安倍政権批判記事を読めば、社説はその流れで書かれると言うことでしょうか。それでなければ、こんなにも内容が似ている「論説」の理由が、説明できない気がします。「ねこ庭」を訪問される方々が、どのように思われるか、私の思い込みを述べました。
「本来なら、こうした問題をどう解決していくのか、」「国民の将来への不安や、国力へのダメージを、いかに軽減していくのか。」「野党も巻き込んで、しっかり議論すべきだった。」「対決姿勢を前面に打ち出してきたが故に、現在の日本が抱える、最も重要な課題に、」「真正面から、取り組めなかった。」「果たして次の政権は、どう対処するのか。」
私はもう、笑わずにおれません。国会質疑を見れば、一目瞭然でしょう。無意味な対決姿勢で国会の質疑を紛糾させ、重要問題に取り組めなくしたのは、野党ではなかったのか。ここまできますと、これは情報操作でなく、「捏造記事」です。
氏がいう「現在の日本が抱える、最も重要な課題」は、次の2つです。
1. 社会保障改革 ( 二度の消費税引き上げをしたが、まだ不十分 )
2. 少子高齢化と地方の衰退
愛国心のない反日・左翼の学者は、 国を大切にする私たちとは違う問題把握をしています。比較してください。
1. 日本を普通の国にするための、「憲法改正」
2. 日本の歴史と伝統を守るための、「皇室護持」
息子たちに言います。共同通信社がやっていることは、「問題のすり替え」と「問題の矮小化」です。原稿料をもらい、こんな会社に寄稿する学者は、氏に限らず、「獅子身中の虫」であり、「駆除すべき害虫」であると、私は言います。氏はまだ色々述べていますが、省略します。というより、不愉快なので「無視(虫)」です。