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ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

この、忌まわしき政党 - 2 ( 国旗・国歌 憎悪党 )

2020-11-22 19:50:35 | 徒然の記

 次の見出しの記事を、紹介します。

 《 政府による社会と教育へのおしつけの異常さ 》

 「戦後、日本の憲法体制が変わったのに、国旗・国歌をどうするかについて、」「国民的な討論がおこなわれたことは、一度もありませんでした。」「ところが、政府は、国民的な討論のないまま、」「また法的な根拠もなんらないまま、いつのまにか戦前の状況を復活させて、」「『君が代』が国歌だ、『日の丸』が国旗だというあつかいを、」「勝手にやりはじめ、問答無用の形でそれを社会におしつけ、」「とくに、教育現場におしつけてきました。」「ここに、国旗と国歌の問題の、世界に例のない異常さがあるのです。」

 ここから、不破氏による捏造が始まります。政府が何をしても、「世界に例のない異常さ」とレッテルを貼り、党員を洗脳する手法です。日本は民主主義の国ですから、国民の多数から信任を得た政党が、政権につきます。国民の負託に応えるため、国旗・国歌を以前の状況に戻そうとするのは、何も異常ではありません。

 異常な日本を語るのなら、独立国でありながら、「自国を守る軍を持てず、米軍に守られている」と言う状況の方でしょう。かって共産党は、自分たちが政権を取ったら、自衛隊はなくすが、国を守る軍隊は作ると公言していました。それがいつの間にか、「平和憲法を守れ」「軍隊はいらない」と、国民的な議論もせず、こっそりと方針転換をしています。

 不破氏の方がよほど異常な政党のトップですが、赤旗ですから、氏の思い通りになります。ここで意見を挟んでも、何の足しにもなりませんから、先へ進みます。

 「教育現場の状況の異常さについては、こんど、サミット諸国の国旗・国歌事情を、」「『しんぶん赤旗』の特派員の、現地取材を中心にまとめてみました。」「お配りしてある  " サミット諸国の国旗・国歌について " という資料がそれです。」

 「実際に、その国の教育現場で国旗・国歌がどうあつかわれているかを、」「サミット六カ国の政府に、問いあわせて調べたものです。」

 「これをみると、国旗・国歌の問題で、」「子どもたちに、なにか強制的な義務づけをしている国は、」「どこにもないということが、よくわかります。」

 馬鹿な報告をするものです。氏の言うサミット六カ国とは、アメリカ、イギリス、カナダ、フランス、ドイツ、イタリアです。ドイツとイタリアは、すでに述べましたとおり、以前の国旗に戻しており、他の国は戦勝国ですから、もともと国旗についての問題はありません。

 この六カ国には、「国旗掲揚」と「国歌斉唱」を教育する必要がありません。敗戦国として連合軍に統治され、軍を解体された日本とは、比較すること自体が無意味です。しかもこの六カ国の事例だけで、世界を語るとは、大風呂敷を広げたものです。初めて赤旗の記事を読みますが、党員たちは、本当にこんな記事を読んでいるのでしょうか。

 「とくに重要なのは、アメリカの経験です。」「この資料の、アメリカの部分に書いてありますが、」「1943年に、この問題に関する、連邦最高裁の判決がでているのです。」

 ここで氏が説明しているのが、「バーネット事件」です。日教組の活動家たちは、共産党から得た情報を元に政府攻撃をしていた、と言うことになります。長いので、途中を省略しますが、要するに州の行為は、「憲法違反」だと言う結論を伝えています。エホバの証人の件は、都合が悪いのか触れていません。

 「もう五十年以上前の最高裁判決ですが、これは、いわば近代国家の常識です。」「だから、サミット諸国のどこでも、国民のこの権利を侵して、」「国旗・国歌を教育現場に強制するようなことは、まったくしていないのです。」「それだけみても、日本の現状が、世界に例のない、」「異常な状況であることが、はっきりするでしょう。」

 報告の内容からしますと、この赤旗の発行年は、平成11年の小渕内閣時代であるような気がします。しかしコメントに値しない、異常な報告なので、先へ進みます。

 《 政府は正面からの議論を避けてきた 》

 「このおしつけを、社会の全体にひろげるために、」「政府・自民党は、独特の作戦をとってきました。」「それは、この問題の正面からの議論を極力避け、」「日本社会では、事実上国旗・国歌の扱いをされているのだから、」「あらためて議論をする必要はないという、いわば問答無用の論理で、」「国民におしつける、というやり方です。」

 こうして政府を攻撃する氏は、どのような立ち位置にいる政治家なのでしょう。国旗と国歌を否定し、日本の歴史と伝統を否定し、日本をどのようにしたいと考えているのでしょう。平成11年といえば、ソ連が崩壊し、マルクシズムも崩壊している時なのに、どんな日本が作れると錯覚していたのでしょう。

 共産党は、「政権を取ったら、国防軍を作る」と公言していましたから、政権を取ったら、真っ先に国旗と国歌を創り、国民に強制するはずです。一枚岩の共産党は、党の方針以外は何も認めない、国民弾圧国家しか作れないのにと、私には疑問ばかりが湧いてきます。

 「この問答無用方式をささえる、政府のいいぶんには、」「もう一つ  " 国際的に認知されている " というものがあります。」「オリンピックなどでも、日本の国旗といえば『日の丸』、歌う国歌は『君が代』と決まっていて、」「世界のどこからも、文句は出ていないじゃないか、といういいぶんです。」

 この記事が平成11 年の赤旗だとすれば、菱村氏が平成8年の著書で、日の丸と君が代は、長く国民に受け入れられているとした「説明」と、符合します。不破氏は菱村氏の説明を踏まえ、「問答無用方式」と批判しているのではないでしょうか。

 「現実には、国民的定着どころか、国民のあいだで、」「大きく意見が、わかれているのです。」「教育現場の様子をきいてみますと、先生方は、学習指導要領による文部省のしめつけで、」「たいへん苦労の多い、抵抗闘争をやられています。」

 鷲野氏の敵も、不破氏には、「大変な苦労をしている先生方」になります。拠って立つ位置が違うと、同じ人間が悪人から善人に変わります。このブログを綴る私も、反日・左翼の人々に取っては悪人となり、国を思う方々からは善人となっているのでしょうか。

 不破氏の報告は、現在まだ全体の5分の1です。全部を紹介する元気はありませんが、こう言う機会でもない限り、赤旗に接することがないので、もう少し、頑張ろうと思います。『この、忌まわしき政党  ( 国歌・国旗 憎悪党 ) 』と言うタイトルは、不破氏の新聞記事を一読後、とっさに閃いた怒りの言葉です。次回も、次回も、このタイトルを使います。

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この、忌まわしき政党 ( 国旗・国歌 憎悪党 )

2020-11-22 15:32:21 | 徒然の記

 昨日、あれこれと思案しつつ、ネットを検索していましたら、興味深い情報を見つけました。年代の記述がありませんので、何時の話なのか不明なのが、残念といえば残念です。日本共産党都道府県委員長会議における、不破委員長がおこなった報告で、おそらく「赤旗」の記事だろうと思います。

 記事を読みますと、国旗・国歌の問題に火をつけたのは、共産党であることが窺われます。書き出しの部分を、そのまま転記します。

 「みなさん、おはようございます。」

 「『日の丸・君が代』の問題、国旗・国歌の問題で、」「私たちが、この二月に政策を発表したことが、一つの大きなきっかけになって、」「この問題をめぐる情勢が、非常に大きく動きつつあります。」

 「まだ”序の口”ですが、この問題についての、いわば歴史上初めての、」「国民的な討論を起こしひろげる条件が、生まれつつある、」「といってもよいでしょう。」「そういう情勢をふまえて、この問題への攻勢的なとりくみを、」「いかにすすめるかについて、私たちが考えていることを報告し、」「とくに運動面での意思統一を、おこないたいと思います。」

 不破委員長の報告を読みますと、菱村氏に対し、日教組の団体が投げかけた質問が、ほとんど同じ内容であることが分かりました。当時の日教組が、共産党と一心同体で活動していたという事実が、浮かび上がってきます。記事の見出しと、不破氏の説明を、なるべくそのまま転記します。

 《 私たちが「日の丸・君が代」に反対する理由 》

 「私たちは以前から、『日の丸』を国旗とし『君が代』を国歌とすることには、」「反対だという立場を、あきらかにしてきました。」「また、少なからぬ国民が、『日の丸』『君が代』には同意しない態度をとっています。」

 「その理由を簡潔にいえば、この歌は、千年以上前の作者の意に反して、」「明治以後、天皇の統治をたたえる歌、という意味づけをあたえられてきたことです。」

 「『君が代は千代に八千代に』、つまり”天皇統治は永久であれ”という歌ですから、」「これは、いまの憲法の国民主権の原則とは、まったく両立することはできないわけです。」

 「『日の丸』の歴史は少しちがいますが、最大の問題は、」「これが、日本が中国をはじめ、アジア諸国を侵略したとき、」「侵略戦争の旗印として使われてきた旗だ、」「ということです。」

 「前の大戦で、侵略陣営の主力となったのは、日本・ドイツ・イタリアの三国でしたが、」「この戦争中に、侵略の旗印として使った旗を、」「いまもそのまま、国旗としているという国はありません。」「ドイツもイタリアも戦後、国旗を変えました。」

 赤旗は、世界の主要国に特派員を派遣し、独自の取材ルートを持っているらしく、国旗・国歌に関する情報も一覧表として表示されています。反日朝日新聞と同じく、赤旗も、自分に都合の良い捏造記事を掲載しています。ドイツとイタリアが、「国旗を変えた」というのは事実ですが、内容が異なります。私が調べた事実は、次のとおりです。

 1. ドイツの国旗

 ヒットラーは政権をとった後、ドイツの国旗を「鉤十字」、つまり多くの人が知っている「ハーケンクロイツ」に変えました。ですから、ヒトラー時代のドイツの国旗は、「鉤十字」でした。敗戦後、ドイツは再び元の国旗、つまり現在の国旗に戻しています。

 2. イタリアの国旗

 ムッソリーニも政権を取った時、ドイツを真似、独自の国旗を作りました。しかし正式の国旗として認められないまま、独自で使用し、敗戦とともに、この旗は消滅しています。

 つまり、不破氏の説明は、両国の国旗が敗戦後に変更されたと、いかにも本物の伝統ある国旗が、簡単に変更されたように語っていますが、事実を正確に伝えていません。何も知らない党員たちは、私のように事実を調べませんから、不破氏の捏造話をそのまま信じます。そして「日の丸を変えろ、ドイツやイタリアに見習え。」と、集団で叫びます。

 「ある憲法学者は、『君が代』も『日の丸』も、「 ”大日本帝国” の象徴だったのだから、大日本帝国がなくなったときに、」「その象徴であった旗も歌も、明確に廃止されてしかるべきだった」「、国の体制が変わったら、当然、国旗も国歌も、」「新しいものを生みだすべきものだ、と論じています。」「ここには、そういう深刻で重大な問題があるのです。」

 ある憲法学者は、と言われますと、それだけで読者は信じてしまいます。学者という肩書の恐ろしさが、ここにあります。私たち庶民の心には、「学者は立派な人だ」「学者は嘘をつかない」という、素朴な信頼感があります。しかしそれはもう、昔の話です。国を憎み、国を破壊しようとする反日・左翼学者が、戦後の日本ではのさばっています。

 彼らの拠点は、「東大社会科学研究所」と「日本学術会議」です。ここで育成された反日・左翼学者たちが、共産党の運動を支援し、理論の裏づけをします。不破氏のいう憲法学者も、その一人で、国民をたぶらかす「獅子身中の虫」です。だから、菅総理は「日本学術会議」の中から、「害虫」を駆除すべきです。反日マスコミに、膝を屈してはなりません。

 「日本学術会議」の話になりますと、どうしても力が入ります。本題は赤旗に掲載された、不破氏の報告記事です。「この忌まわしき政党」のブログは、愛する息子や孫たちのため、次回も続けます。

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