前回に続き、青山氏の有識者会議の『報告書』に関する説明です。文章でなく、箇条書きにします。
・『報告書』の中身は、逃避でもなく先送りでもなく、とても踏み込んだ内容である。
・「昭和22年の10月に皇籍を離脱した、いわゆる旧11宮家の皇族男子の子孫である、男系男子の方々に・・・・」
・この言葉が今まで、有識者会議の『報告書』に明記されたことはない。
・オールドメディアが省略した、3つ目の方策案の内容は、次の通りである。
1. 内親王、女王が婚姻後も、皇族の身分を保持することとする。
2. 皇族に認められていない養子縁組を可能とし、皇族に属する男系の男子を、皇族とすること。
3. 皇統に属する男系の男子を、法律により、直接皇族とすること。
・ 前記 1. が、女性宮家につながる心配はない。『報告書』の10ページに次のように明記されている。
# その子は、皇位継承資格を持たないと考えられる。
# また配偶者とその子は、皇族という特別の資格を有せず、一般国民としての権利・義務を保持し続けるものとすることが、考えられる。
・こうしたことについては、国民の理解が必要なので、これには当然時間がかかる。
・時間をかけて考えていただこうと提案している『報告書』は、逃避や先送りでなく、正しいと思う。
・室町・鎌倉時代から、皇統の父系を護るため、日本人の知恵として築かれてきた宮家を、復帰させるということがここで生きてくる。
・『報告書』にこの言葉が明記されたのは、岸田総理だけでなく、安倍・菅元総理の力であり、小泉内閣の過ちがやっと修正されることになった。
・共産主義が衰退していく世界の流れの中で、日本だけは共産党が、国会内で影響力を持ち続けている。
・今後も国会で、共産党に与する野党が反対運動をし、攻撃してくるだろう。
ここで氏が、思いがけないことを言いました。煌めくような言葉でしたから、そのままお伝えします。
「皇室を無くそうとする共産党や、同調する野党と国会で議論して、」「果たして自民党氏は、一致点が見出せるのか、」「その方策があるのか。」
「あるのです。」「それは国民の意思、民意です。」
なるほど、その通りです。国民を弾圧する全体主義政党である共産党が政権を取らない限り、日本は言論の自由な国です。国民の多数の意見が国を動かす、民主主義の日本であり続けますから、「皇室」についても、最終的には民意が決めます。正しい情報を得れば、国民は正しい判断をします。
煌めくような言葉ではありませんが、興味深い話をもう一つ紹介します。
「古代のことは知らないけれどもと、言いながら、テレビに出て、」「ギャラをもらって、喋っている人物がいます。」「家族の中や、居酒屋での話ならいいのですが、」「知らないなら、テレビに出て、余計なことを話すな ! 」
評論家か学者か、文化人かコメンテーターか、そんな人物なのだろうと思いますが、生活のためとは言え、テレビにはこんな人物が多すぎます。感情を露わにする氏でありませんから、口調は穏やかでした。
けれども今回の動画で、一番輝く言葉を話していたのは、司会役の三浦秘書ではなかったかと、そんな気がしています。
「次の天皇になられる悠仁様は、現在15才です。」「悠仁様が天皇にならなれるのは、おそらく20年後くらいです。」
「その時は、もしかするとご結婚されているのかもしれません。」「お子様に男子がお生まれになることを願いながら、」「それを補填し、安心し、サポートするためにも、」「皇族の方の数の増加を考え、方策を立てることは、」「今しかできません。」
私は時間を見つけて、有識者会議の『報告書』を読もうと思います。オールドメディアが省略した報道の間違いを、自分の目で読み、自分で判断します。
今回のブログで、自分なりに「輝く言葉」と思われる部分を、青色表示にいたしました。息子たちと、「ねこ庭」を訪問される方々は、どのように判断されるのでしょうか。