1. 1月 8日 「上川氏ウクライナ訪問」「外相会談、支援継続伝達」
2. 1月 9日 「上川氏、和平議論に貢献」「ゼレンスキー大統領へ伝達」
3. 1月14日 「日米同盟抑止力強化で一致」「外相会談、首相訪米へ連携」
4. 1月18日 「上川氏 首脳外交側面支援」「9ヶ国歴訪、独自色発揮も」
5. 2月 4日 「ウクライナ復興に200社超」「政府、事業展開へ環境整備」
6 2月 6日 「ウクライナ支援 継続確認」「日イタリア首相会談」
7. 2月12日 「日ウクライナ19日復興会議」「緊急支援158億円供与」
8. 2月20日 「官民一体ウクライナ支援」「首相 日本らしい支援」「地雷対策」「キーウ渡航特例」
今回は共同通信社の記事を順番に紹介する中で、必要に応じてネットの情報を加えていきます。
〈 1. 1月 8日 「上川氏ウクライナ訪問」「外相会談、支援継続伝達」〉
・上川陽子外相は、7日ウクライナの首都キーウを訪れ、クレバ外相と会談した
・ロシアによる侵攻が長期化し、国際社会の支援疲れが表面化する中、支援を続ける日本の立場を改めて強調する。ゼレンスキー大統領やシュミハリ首相への表敬訪問も行う方向だ。
・ウクライナには昨年3月に岸田文雄首相、9月には当時の林芳正外相が訪問している。
・上川氏はウクライナ政府要人との会談で、力による現状変更の試みを非難し、法の支配に基づく国際秩序の重要性を訴える。
・上川氏は6日に最初の訪問国ポーランドで、ノワツカ教育省と会談し、ウクライナ支援の協力で一致した。欧米とトルコを訪問し、18日に帰国する。
ウクライナに関する記事はこれが最初で、上川外相が積極的に支援の動きをしていることを知りました。しかしこの記事は1日に発生した能登半島地震と、2日に羽田で起きた日航機と海保機の衝突事故の記事に埋もれ、目立ちませんでした。翌日の記事も、上川氏の動向です。
〈 2. 1月 9日 「上川氏、和平議論に貢献」「ゼレンスキー大統領へ伝達」〉
・上川陽子外相は7日、ウクライナの首都でゼレンスキー大統領と会い、ロシアの侵攻を受けるウクライナが提唱する和平案「平和の公式」の議論に、日本が貢献する考えを伝えた。
・ゼレンスキー氏は、侵攻開始以降の日本による支援に謝意を示した。
「平和の公式」とは、令和4年11月にゼレンスキー大統領が提唱した政争終結の10条件で、ウクライナが全力を挙げているのが、この「平和の公式」を世界各国に説明し、支持を取り付ける外交活動だそうです。東洋経済オンラインによると、次のように説明されていました。
「平和の公式」(2022年11月15日)
1 放射能・核の安全
2 食糧安全保障
3 エネルギー安全保障
4 すべての被拘束者と追放された人々の解放
5 国連憲章の履行とウクライナの領土一体性と世界の秩序の回復
6 ロシア軍の撤退と戦闘の停止
7 正義の回復
8 環境破壊行為(エコサイド)対策
9 エスカレーションの防止
10 戦争終結の確認