ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

岸田首相と反対勢力 - 5 ( 存在感を増す上川外相 )

2024-02-28 19:21:57 | 徒然の記

  1.  1月 8日 「上川氏ウクライナ訪問」「外相会談、支援継続伝達」

  2. 1月 9日 「上川氏、和平議論に貢献」「ゼレンスキー大統領へ伝達」

  3. 1月14日 「日米同盟抑止力強化で一致」「外相会談、首相訪米へ連携」

  4. 1月18日  「上川氏 首脳外交側面支援」「9ヶ国歴訪、独自色発揮も」

  5. 2月 4日 「ウクライナ復興に200社超」「政府、事業展開へ環境整備」

  6 2月 6日 「ウクライナ支援 継続確認」「日イタリア首相会談」

  7. 2月12日 「日ウクライナ19日復興会議」「緊急支援158億円供与」

  8. 2月20日 「官民一体ウクライナ支援」「首相 日本らしい支援」「地雷対策」「キーウ渡航特例」

 今回は共同通信社の記事を順番に紹介する中で、必要に応じてネットの情報を加えていきます。

 〈 1.  1月 8日 「上川氏ウクライナ訪問」「外相会談、支援継続伝達」〉

   ・上川陽子外相は、7日ウクライナの首都キーウを訪れ、クレバ外相と会談した

   ・ロシアによる侵攻が長期化し、国際社会の支援疲れが表面化する中、支援を続ける日本の立場を改めて強調する。ゼレンスキー大統領やシュミハリ首相への表敬訪問も行う方向だ。

   ・ウクライナには昨年3月に岸田文雄首相、9月には当時の林芳正外相が訪問している。

   ・上川氏はウクライナ政府要人との会談で、力による現状変更の試みを非難し、法の支配に基づく国際秩序の重要性を訴える。

   ・上川氏は6日に最初の訪問国ポーランドで、ノワツカ教育省と会談し、ウクライナ支援の協力で一致した。欧米とトルコを訪問し、18日に帰国する。

 ウクライナに関する記事はこれが最初で、上川外相が積極的に支援の動きをしていることを知りました。しかしこの記事は1日に発生した能登半島地震と、2日に羽田で起きた日航機と海保機の衝突事故の記事に埋もれ、目立ちませんでした。翌日の記事も、上川氏の動向です。

 〈 2. 1月 9日 「上川氏、和平議論に貢献」「ゼレンスキー大統領へ伝達」〉 

   ・上川陽子外相は7日、ウクライナの首都でゼレンスキー大統領と会い、ロシアの侵攻を受けるウクライナが提唱する和平案「平和の公式」の議論に、日本が貢献する考えを伝えた。

   ・ゼレンスキー氏は、侵攻開始以降の日本による支援に謝意を示した。

 「平和の公式」とは、令和4年11月にゼレンスキー大統領が提唱した政争終結の10条件で、ウクライナが全力を挙げているのが、この「平和の公式」を世界各国に説明し、支持を取り付ける外交活動だそうです。東洋経済オンラインによると、次のように説明されていました。

ウクライナによる戦争終結・平和の保証の10条件
    「平和の公式」(2022年11月15日)

  1   放射能・核の安全
  2   食糧安全保障
  3   エネルギー安全保障
  4   すべての被拘束者と追放された人々の解放
  5   国連憲章の履行とウクライナの領土一体性と世界の秩序の回復
  6   ロシア軍の撤退と戦闘の停止
  7   正義の回復
  8   環境破壊行為(エコサイド)対策
  9   エスカレーションの防止
    10  戦争終結の確認
 
 アメリカの民主党に太い人脈があるとはいえ、上川外相が首相の承認なしに、ウクライナ支援を断言するとは考えられません。ウクライナの提案は呑めないとプーチン大統領が明言している時に、岸田首相がウクライナについてはいつもの曖昧姿勢でなかったのが意外でした。
 
 記事の後半で述べられている上川外相の意見と談話は、今後の日本を左右する重要事項なので、スペースを十分とって次回に紹介します。
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岸田首相と反対勢力 - 4 ( ウクライナへの経済支援記事 )

2024-02-28 15:20:05 | 徒然の記

  「岸田首相とその反対勢力」・・「国民のための政治を忘れた、与野党の議員たち」

 去年の7月から今年の2月23日までで、新聞のスクラップ帳が10冊になりました。その中でウクライナの復興支援に関する記事は、小さな扱いでわずか8件しかありません。北朝鮮の経済支援については、まだ1件も記事がありません。少ない新聞記事から、下記 2点を述べようというのですから、信じてくれる方がいないかもしれません。

  1.  岸田首相は、ウクライナ復興の経済支援を日本中心で実行させられようとしている。

  2.  岸田首相は、崩壊しつつある北朝鮮への経済支援を日本中心で実行させられようとしている。

 共同通信社がほとんど報道していないということは、「トロイの木馬B 」の仲間NHK、朝日新聞、毎日新聞、日経新聞も同じと考えられます。復興支援の金額の巨額さを想像すると、記事の極端な少なさが返って疑問を生じさせます。

 しかも支援の話は、上川外相が1月8日にウクライナを訪問した時から突然記事になりました。ロシア軍有利の情報もある中で戦争の先が見通せない時に、政府が突然「日ウクライナ経済復興推進会議」の開催を発表しています。日本企業が100社参加するとも書かれています。

 ウクライナを訪問した上川外相について、同じ時期にネットでは次のような話が流れていました。

  ・上川氏はかって米国で、民主党の大物議員の秘書をしていた経歴がある。

  ・英語が堪能なだけでなく、彼女は民主党内に太い人脈を持っている。

  ・大物議員はグローバリストで、バイデン大統領と親しい。

 国会にも国民にも説明なしに、なぜ「日ウクライナ経済復興推進会議」が設置されたのか。議員たちは「旧統一教会問題」と「パーティー券問題」で自由民主党政府を責めますが、この巨大プロジェクト会議について質問をしません。

 ネットの世界では、ウクライナへの支援が岸田首相個人の考えでなく、アメリカのバイデン政権の意向からきているという情報が既に流れています。エマニエル米国大使に脅され、慌てて党内議論を封じ、LGBT法を強行成立させた岸田首相を思いますと、ネットの情報だからと無視できなくなります。

 大手メディアが報道しなくても、ネットの情報を通じて「ねこ庭」から眺める景色には、沢山の疑問符がつきます。ウクライナと北朝鮮への経済支援問題が、果たして岸田首相と国会議員諸氏を判定するバロメーターとなるのか。まずは、共同通信社の記事のタイトルを一覧で紹介します。

  1.  1月 8日 「上川氏ウクライナ訪問」「外相会談、支援継続伝達」

  2. 1月 9日 「上川氏、和平議論に貢献」「ゼレンスキー大統領へ伝達」

  3. 1月14日 「日米同盟抑止力強化で一致」「外相会談、首相訪米へ連携」

  4. 1月18日  「上川氏 首脳外交側面支援」「9ヶ国歴訪、独自色発揮も」

  5. 2月 4日 「ウクライナ復興に200社超」「政府、事業展開へ環境整備」

  6. 2月 6日 「ウクライナ支援 継続確認」「日イタリア首相会談」

  7. 2月12日 「日ウクライナ19日復興会議」「緊急支援158億円供与」

  8. 2月20日 「官民一体ウクライナ支援」「首相 日本らしい支援」「地雷対策」「キーウ渡航特例」

 「北朝鮮への経済支援」については後で述べることにし、次回は「ウクライナの復興支援」を取り上げます。新聞記事とともに、ネットの情報を合わせて紹介する予定です。

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