ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

選挙に向う目的の確認 - 3 ( 「官房機密費」の使途情報 )

2024-10-21 17:54:56 | 徒然の記

 ネットで検索しますと、日本の主要な週刊誌として次の名前が挙げられています。

  週間朝日 (朝日新聞出版)    サンデー毎日 (毎日新聞出版)

  週刊アサヒ芸能 (徳間書店)   週間新潮 (新潮社)

  週間大衆 (双葉社)       週刊実話 (日本ジャーナル出版)

  週間現代 (講談社)       週間文春 (文藝春秋)

 週刊誌はゴシップ記事が多いので、昔から買って読んだことがありません。「ねこ庭」は心の狭い学徒ですから、「週刊誌など読むに値しないもの」と決めつけています。

 こんな狭量では、広く知識を求める学徒の名前が廃るのですが、染みついた偏見を改めるのはなかなか容易でありません。

 「裏金問題」と「官房機密費」をネットで調べていましたら、「週刊ポスト」の記事がありました。上記主要週刊誌にも名前がありませんので、手にしたことのない週刊誌でした。

 2015-12-24 、つまり今から9年前の平成27年の記事の紹介でした。

 「官房機密費50億円受け取った」と元沖縄県知事が証言 ( 週刊ポスト )

 「政権の " ポケットマネー   "  の・・・」

 タイトルに引かされ、「週刊誌など読むに値しない」という日頃の偏見を忘れて読み終え、息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々に報告したくなりました。

 共同通信社は先日の記事で「官房機密費」が、およそ年額13億円という数字を教えてくれましたが、使途が公開されないと苦情を述べていました。

 だが実際は「週刊ポスト」が、9年前に使途の一部を記事にしていました。共同通信社の調査能力も大したことはないなと、狭量な学徒なので同社を軽蔑しながら読みました。

 共同通信社の調査能力も「ねこ庭」の学徒も、大したことがない点ではどっちもどっちですが、「週刊ポスト」の記事は大したものでした。

 敬意を表して、ネットの記事をそのまま紹介します。

  ・「内閣官房報償費」、またの名を「官房機密費」とよぶ。

  ・官房長官の判断で機動的に使われる経費のことで、支出には領収書が不要で、会計監査院による監査も免除されており、原則使途が公開されることはない。

 ここまでは共同通信社の記事と同じですが、次からが違います。

   ・  5年前の2010年、元自民党衆院議員の野中広務氏(86)が、自身が官房長官(1998年7月~99年10月)を努めていたときに

     ・「毎月500万~7000万円を使っていた」「首相の部屋に月1000万円、野党工作などのため自民党の国会対策委員長に月500万円、

  ・ 参院幹事長にも月500円程度を渡していたほか、評論家や当時の野党議員らにも配っていた」と暴露。

  ・著名な政治評論家らにも官房機密費を配っていたことを証言し、その際、「受け取りを拒否した人物」としてジャーナリストの田原総一朗氏(77)の名をあげた。

 このように重要な機密を漏らす野中氏も野中氏ですが、おかげで使途の一部が分かりました。記事はまだ続きますので、驚きながら紹介します。

  ・その後、その田原氏が、2012年1月26日に自由報道協会主催の会見で、かつて官房長官から渡されようとした機密費の額が「1000万円」だったと明らかにして話題になった。

 田原氏は受け取っていませんでしたが、そうか、マスコミで喋っている名の売れた反日評論家にはこんな大金が払われていたのかと、教えられました。

  ・「官房機密費」問題は、多額の税金が政権のポケットマネーのように使われることから、これまでも何度か国会で野党が追求したり、一部メディアでも取り上げられたものの、なぜか、しばらくするとスーツと消えてしまう。

  ・この年末の慌しい中で、この機密費問題をこれまでも何度かとりあげてきた週刊誌が、「激震スクープ! 追求6年!『機密費キャンペーン』はついに実名『核心証言』にたどり着いた!!」の袖見出しを打った。

 記事の書きぶりからしますと、この文章は「週刊ポスト」の記事でなく、同社の記事を紹介したネット記事のようです。どちらであっても、「週刊ポスト」の記事の内容ですから、このまま紹介します。

  ・「週刊ポスト」1月と1月8日合併号で、本見出しは「元沖縄県知事が爆弾証言『私は官房機密費50億円を受け取った』」で、

  ・さらに丁寧に袖見出では「私たちの支払った巨額の税金が国会の承認も得ることなく ときの政権・ときの総理の胸三寸で歴史の闇へと消えていった──」と書いている。

  以上ネットの文章を全て紹介しました。野中元官房長官が語った使途はもちろんその一部で、実際には色々な使い方がされているのだろうと想像できます。

 立憲民主党の野田代表は、「腐敗した自民党の裏金を許さない」と主張していますが、自分たちが政権をとっていた3年間の「官房機密費 ( 裏金  )」の使途は公開しないのでしょうか。

 攻撃されている自由民主党も、「ねこ庭」のように「官房機密費 ( 裏金  )」には言及しません。息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々に伝えたいのは、荒木氏の言葉が事実だったという話です。正しいと言っているのでなく、政治の世界では事実だと述べているだけです。

  ・裏金は確かに問題であることは、間違いありません。

  ・しかしあえて言うならば、政治に裏金は必要です。絶対に。

  ・それがなければ、物事が進まないと言う部分があるからです。

 「アメリカの意向」に従い「裏金問題」を政争の具で終わらせるのでなく、別途与野党が「政界の課題」として議論すべきと「ねこ庭」は提案します。

 ウィキペディアの説明を読みますと、「週刊ポスト」もそれほどいい加減な会社でなく、次のように書かれていました。

  ・『週刊ポスト』は、小学館から発行されている総合週刊誌である。
 
  ・ 発行部数34.6万部は、『週刊現代』に次いで業界第4位。
 
 10月27日の「衆議院選挙」の投票と、来年7月の「参議院選挙」には、「ねこ庭」の記事を頭に入れた上で臨もうと考えております。賛同してくださる方があれば、選挙の一票で、民意の表示をお願いいたします。
 
 このシリーズは今回で終わりました。おつき合いに感謝いたします。
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選挙に向う目的の確認 - 2 ( 優先は「戦後レジームからの脱却」)

2024-10-21 08:31:09 | 徒然の記

 本日のブログにタイトルをつけるとしたら、次のようになります。 (  過去記事との違いは、青色表示の2行目を追加したことです。)

 〈 「ねこ庭」の推測を基にした、安倍首相暗殺以後の政治の動き 〉

     ・ 令和3年6月 ・・  安倍内閣「国民投票法」改正

     ・ 令和3年12月 ・・岸田内閣「有識者会議報告書」 11宮家皇籍復帰が議題として初めて取り上げられた

  令和4年7月 ・・   安倍首相暗殺     ( アメリカの意向  )

  令和4年7月 ・・「 統一教会問題」キャンペーン開始

  令和4年9月 ・・ 故安倍首相国葬

  令和5年4月 ・・ 岸田首相襲撃事件   (  アメリカの意向  )
 
   令和5年11月 ・・「裏金問題」キャンペーン開始
 
   令和6年9月 ・・「総裁選挙」高市氏優勢
 
   令和6年9月 ・・「高市当選を望まない」アメリカの意向が伝わる
 
   令和6年9月 ・・ 反日リベラル石破氏の逆転勝利
 
 一連の動きを検討し、「ねこ庭」は、大手マスコミが盛んに報道する以下の出来事を、安倍首相抹殺と安倍派の絶滅を目的としたアメリカによる「政治介入」であると推測します。
 
   1.   安倍首相暗殺と岸田首相襲撃事件
 
   2.  「 統一教会問題」キャンペーンと「裏金問題」キャンペーン
 
   3.   菅、岸田両首相による安倍氏への裏切り行為
 
   4.   異常ずくめの「総裁選挙」と「石破反日内閣の成立」
 
 反日左傾マスコミの筆頭であるNHK、共同通信社、朝日新聞などの大手メディアは上記 2. 3. 4. が、腐敗した安倍氏と安部派が国民の信頼を裏切ったために生じたと報道しています。
 
 自由民主党内の「反日リベラル議員」と野党議員、反日学者・評論家も、大手メディアと同じ意見を言い、安倍氏と安部派への批判と攻撃を毎日しています。
 
 ここまで世論が誘導されますと、「ねこ庭」の推測に耳を貸す人はいなくなります。
 
 「ねこ庭」の推測を是としますと、一連の出来事の原因が「安倍氏と安部派」で無く、「アメリカの政治介入」だったと、オセロゲームのように全てが反転します。
 
 アメリカが注目するはずのない千葉の隅っこで発信する「ねこ庭」だから言える、大胆な意見なのかも知れません。たった89人の読者登録の「ねこ庭」だから、こんな意見が述べられるのではないかと、最近は何時も考えます。
 
 大手メディアはもちろんですが、与野党の政治家も、上記一連の出来事について、アメリカの「ア」の字も言いません。他人の粗探しなら、重箱の隅でも突くような目ざといマスコミが、一斉に「ア」の字を言わないのですから、この不自然さに「ねこ庭」は疑問を抱きます。
 
  「アメリカは、高市の総裁当選を喜ばない。」

 日本の誰と誰に伝えたのか知りませんが、「総裁選挙」の決選投票前にアメリカの意向が一瞬で広まり、マスコミ、学者、政治家、評論家たちが一斉に反高市氏キャンペーンに走りました。

 「高市氏のウイークポイントは、強硬な右派の主張が国際社会で受け入れられないのではないかと言うところです。

 「過激な意見を言う高市氏の登場に中国が反対し、アメリカも歓迎していない。」

 記憶されている方がおられると思いますが、NHKが盛んに語るので、新聞と他局のテレビが追随しました。ネットの世界では「高市潰し」と批判していましたが、不思議な現象でした。

 安倍氏の国葬で心に響く「弔辞」を述べた菅氏と、安倍政治の継承を誓った岸田氏が、手のひらを返すように裏切った原因を、「アメリカの関与」と考えれば辻褄が合います。

 この認識に立っていますので今回の選挙で「ねこ庭」は、安倍氏への攻撃と安部派の殲滅より、自由民主党内の「反日議員」の落選を優先に考えています。

 「統一教会問題」と「裏金問題」以上に、「アメリカの属国からの脱却」を先行するのが日本のためになるからです。賛成する人が少ないとしても、国民の信頼を裏切った「自由民主党内のバカ者たち」の落選を訴えます。

 これが一週間後の「衆議院選挙」と来年7月の「参議院選挙」に向かう、「ねこ庭」の目的です。

 今回で終わりにする予定でしたが、「官房機密費」の使徒に関する珍しい情報を見つけましたので、息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々へ取り急ぎ次回に紹介することにしました。

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