ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

歴史的な選挙、目的の再確認 - 2 ( 苦渋の選択 )

2024-10-26 13:50:13 | 徒然の記

 「選挙の原因」を見誤ると「選挙の目的」が大きく異なると、前回述べました。息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々に、原因と目的を並べてその違いを説明します。

 〈 原因の理解 1  〉・・反日マスコミと与野党の政治家が主張する意見

   ・安倍首相と安部派による不正な裏金事件が政治不信を生み、国民の怒りとなって自由民主党を追い詰めたからである。

 〈 原因の理解 2  〉・・日本を愛する「ねこ庭」 が主張する意見

   ・日本を従属国にしているアメリカが、「憲法改正」と「皇室典範」の改正を実現しそうな内閣を見て危機感を抱き、安倍氏の暗殺と最大多数の安部派の一掃を決意したためである。

 〈  1 の理解から出てくる「選挙の目的」 〉

   ・腐敗した安部派議員の殲滅と、安部派に支持される高市氏の自由民主党からの追放

 〈  2 の理解から出てくる「選挙の目的」 〉

   ・アメリカに協力する背信・腐敗した議員の、自由民主党からの追放

   ・具体的には、今回の選挙で国民を裏切った議員の落選

 ということで原因の理解が異なりますと、「選挙の目的」が真逆になります。

 「アメリカの意図」を国民に知らせたくない政治家たちは、「原因 1 」を主張し、安部派の殲滅と高市氏の落選を目指します。「原因2」を主張する「ねこ庭」はその反対で、安部派の殲滅と高市氏の落選に力を貸す議員たちの落選を呼びかけます。

 今日は令和6年10月26日、「衆議院選挙」の投票日は明日です。選挙の投票に間に合わせたいと考えていましたが、無理になりました。しかし来年の7月には、「参議院選挙」があります。

 この選挙で自由民主党内の反日議員を落選させても、まだ遅くありません。「衆議院選挙」後の自由民主党がどうなるのかは、明日の投票にかかっています。自公で過半数を割っているのか、公明党以外の党との政権協力が具体化しているのか、あるいは下野しているのか、誰にも分かりません。

 イランとイスラエルの紛争の拡大が第三次世界大戦の引き金になるのか、それともウクライナとロシアの戦闘が第三次世界大戦につながるのか、国際情勢が緊迫しています。中国が狙う台湾侵略の可能性もあります。

 どの戦争が拡大激化しても、日本には対岸の火事でなく、たちまち巻き込まれる大戦争ですから、裏金問題で騒いでいる場合ではありません。国難は迫っているのでなく、すでに始まっているのですが、マスコミの報道は正しい事実を国民に伝えていません。

 公共放送であるNHKが、国民に事実を伝える報道をしておらず、 NHKを指導すべき自由民主党の議員たちはNHKに丸め込まれています。詳しい事情は「ねこ庭」の過去記事『電波貴族』で説明しましたが、NHKが有している潤沢な資金が関係する議員を堕落させています。

 安部派議員の「裏金問題」どころでない事実があるのですが、NHKが報道するはずがなく、議員も黙っています。

 国難は突然やってくるのでなく、このようにして国内外から、じわりじわりと忍び寄ってくるのだと「ねこ庭」は考えています。

 いつからか「ねこ庭」では、野党より自民党への批判が強くなっていますが、政権与党・自由民主党の議員の責任の方がずっと重いことを知ったからです。

 弱小野党は大きな声で騒ぎ、マスコミが協力して更に大きく報道するため、国民には自民党議員の力の大きさが見えなくなっています。しかし実際に法律を作り、国民生活を左右する政策を実行するのは、自民党の議員なのです。

 「平和憲法を守れ」  「戦争を許すな」       ・・憲法改正反対の意見

 「皇室にも男女平等を」「女系天皇・女性宮家に賛成」 ・・皇室崩壊の意見

 こんなことを言う野党に政権が渡るはずがないと知っているから、アメリカの属国体制で利益を得ている自民党の議員は、国民の負託と政治家の使命を忘れています。

 アメリカの反日グローバル勢力に魂を売った彼らは、日本を変える気が頭からありません。弱小野党と反日マスコミが騒ぐのは国民への「ガス抜き」のようなもので、彼らは何の痛痒も感じません。それどころか、自分たちの意見を言ってくれるのですから、好都合でさえあります

 その証拠が、長年の政党支持率に表れています。自由民主党は常に40~50%なのに、野党はどの党も1%台の支持率です。

 つまり国民は腐敗した自民党しか選択できないと言う、「不毛の選択」を続けさせられてきたことになります。

 その自由民主党が、ついに行き詰まりを見せたのが今回ではないでしょうか。

 「総裁選挙」での異常な内輪揉めに始まり、非常識な「石破政権」の成立、更に突然の「衆議院選挙」、二転三転した醜悪な公認問題など、一度に吹き出した問題点です。

   ・根なしの浮き草である反日左翼野党に、政権を渡してはならない

   ・自由民主党内の「腐った議員」を、落選させなくてならない。

 国を愛する国民に、この2つの課題が同時に突きつけられたのが、今回の「衆議院選挙」です。すべての原因を作ったのが、アメリカの脅しに負け故安倍氏を裏切った岸田、菅両氏ということも、国民は皆知っています。

 上記2つの優先順位を考えるなら、自由民主党内の「腐った議員」を落選させる方が先だと言う結論になります。

 今回は「ねこ庭」の過去記事から、「アメリカの意図」を整理することができませんでしたが、次回から取りかかります。

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