ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

石破内閣が発したシグナル - 4 ( 内閣支持率 )

2024-10-05 21:03:10 | 徒然の記

 前回の続きで、5年前の平成31年2月の過去記事です。

  ・レーダー照射問題について言いますと、岩屋防衛相は遺憾遺憾と呟くばかりです。

  ・韓国では国防相が全面に出て、大嘘を並べているのに、氏は「日韓の協力が大事だ」と、無用な配慮で韓国をいい気にさせています。

  ・氏を腰抜けと言うより、反日・左翼に近い氏を防衛大臣にした、安倍首相の責任が追及されるべきです。

  ・かって首相は非常識で場違いで、おかしな服装をする稲田氏を防衛大臣にしました。そして今回は、自国の自衛隊より、韓国の軍隊を擁護する岩屋氏を起用しました。

 すっかり忘れていましたが、岩屋氏を防衛大臣にしたのは安倍首相でした。この時「ねこ庭」は、現在石破氏が批判されている同じ言葉を書いています。

  ・「言っていることとやっていることが、矛盾していませんか。」と、どうして閣僚や政府内から疑問が出ないのでしょう。

  ・私には、この答えが分かっています。

  ・「安倍総理は、党内の反日勢力の声を無視しては何もできない。」・・ということです。

 批判を次のように修正すると、そのまま現在の石破氏に当てはまります。

  ・「石破総理は、党内の反対勢力の声を無視しては何もできない。」・・ということです。

 続く過去記事も安倍首相の話ですが、石破首相の明日を語っているようです。

  ・国民にとっての不幸は、安倍氏本人が、自分を持ち上げる反日勢力に迎合していることです。

  ・安倍氏が既に日本の総理であることから足を滑らせ、亡国の首相になったことは、「移民法」と「アイヌ新法」が証明しています。

 石破氏はまだ法律に手を出していませんが、やりかねない気配を漂わせています。過去を検証しますと、保守政治家の鏡のように誉められている安倍首相も、石破氏に負けない妥協をしてきた事実が見えてきます。

  ・国を思う国民なら忘れていないと思いますが、「移民法」が施行され、入国条件が緩和されると、大量に入ってくるのは中国人と韓国人です。

  ・反日教育をされて日本を憎悪する彼らが、年々10万も20万人も入ってきたら、日本の社会は乱されます。在日の60万人でさえ持て余している政府に、何が期待できるのでしょう。

  ・「アイヌ新法」は、アイヌ人を北海道の先住民族として認め、その権利を保障しようとする法律です。

  ・もともと北海道に住んでいたのは縄文人ですから、平安時代に移住してきたアイヌ人を先住民というのは、学問的に間違っています。

  ・しかも日本に同化し日本人そのものになった彼らを、今さら異民族として認めるというのですから、アイヌの自治権、独立権など、反日左翼勢力の言いがかりの手助けになるだけです。

  ・それでなくとも日本には、国連を利用し敵対国に協力して、国内を分断しようとする人間が「日本弁護士会」を始め山といます。彼らだけと思っていたのに、自民党内のリベラル議員が同じことを始めました。

 そしてとうとう今回は、自由民主党の議員がそのリベラル議員を首相に選んでしまいました。

 過去記事の終りの1行も、石破氏に当てはまります。

 ・総理が反日たちの主張に流されるというのですから、危機感を覚えない方が不思議です。

 次に、総裁になった石破氏が発信したシグナルが、どのような内閣支持率となったのかを紹介します。( 10月3日の記事です。)

〈 共同通信社 〉

  ・石破内閣  支持率50.7%    不支持率 28.9%   

  ・自民党派閥裏金事件に関与した議員を、衆院選で公認することを「理解できない」との回答が75.6%

〈 読売新聞社 〉

  ・石破内閣    支持率51%   首相の人事「評価しない」43%

〈 毎日新聞社 〉

  ・石破内閣    支持率46%   不支持率」37% 

〈 NHKの解説 〉

  ・石破総理大臣は、報道各社の世論調査での内閣支持率について、「政権発足時としては高くないことを、真摯に受け止めねばならない」としたうえで、

  ・背景には、政治とカネの問題に対する国民の不信感などがあるのではないか、と言う認識を示しました。

〈 日刊スポーツ掲載 小沢一郎氏談話 〉

  ・ 彼も、何度も総裁選に挑戦したりしたが、その間、確実に総裁になると言う状況じゃなかったこともあって、いろいろと理想論、悪く言えばきれいごとを言っていた。

 

 現段階で「ねこ庭」は、厳しい船出をした石破政権に酷評を控えていますが、リベラリスト内閣を支持する気持はありません。息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々には、日本を支配する「アメリカの意向」が見えるでしょうか。

 腐れマスコミの筆頭であるNHKと共同通信社の記事の中にある、「政治とカネ」「裏金問題」と言う言葉がそれです。

 ・最大派閥だった安部派を、政界から追放し殲滅する。

 「憲法改正」に反対する「アメリカの意向」が、ここでシッカリと発信されています。石破内閣のシリーズを本日で終わりますが、石破氏だけでなく、私たち国民にとってもイバラの道が続きます。

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石破内閣が発したシグナル - 3 ( 安倍首相の足跡 )

2024-10-05 16:09:26 | 徒然の記

 石破内閣の成立に無念の思いを抱きながら、「ねこ庭」が日本に失望しないのは、亡くなった安倍氏の足跡を忘れていないからです。

 敗戦後の「日本史の大河の流れ」を認識したのは、つい先日でした。以来私は与野党を含め、日本の政治家を見る視点が変わりました。「大河の流れ」を別の言葉で表現しますと、「アメリカの属国となった、臥薪嘗胆の戦後史」です。

 それは地上の全てを破壊した津波が、倒壊した家屋や木々や生き物を呑み込み、そのまま海へ戻る時の恐ろしい流れに似ています。濁流の中心勢力がアメリカで、他の国々が加わっています。

 この景色は、ハンチントン氏が「文明の衝突』の中で描いた、「孤立した文明国」日本の姿そのものです。

 「日本史の大河の流れ」を認識できなかった時の「ねこ庭」が、安倍首相をどのように批判していたのか。5年前の、平成31年2月の過去記事から紹介します。

  ・ずっと安倍総理を支援してきましたが、最近の政策は反日・左翼との区別がつかなくなりつつあります。

  ・近隣諸国と喧嘩をし国際社会を騒がせて欲しいと、そんなことは望んでいませんが、「日本を取り戻す」と言った氏が、反日・左翼とそっくりの政策をどんどん進めている事実に危機感を覚えています。

  ・文章で書くと長くなりますので、千葉日報の記事から紹介します。

   1.   平成30年  7月20日  「カジノを含む統合型リゾート(IR)実施法案」成立 

   2.   平成30年  8月14日  「アイヌ新法」来年国会提出「先住民族」初めて明記  

      3.   平成30年12月30日   入管難民法改正 ( 移民法 )  

      4.   平成30年12月30日   照射問題「日韓泥沼化」 安倍政権利用と韓国報道  

      6.   令和元年 2月4日       北方領土の日 「不法占拠」表現使わず。日露交渉に配慮か

   7.   令和元年2月5日   中国主席に来日要請 首相・関係改善へ国賓待遇も     

   8   令和2年12月2日    種苗法の一部を改正する法律」成立

 一つ一つについての説明は省略しますが、どれもアメリカの意向に逆らえず安倍首相が妥協した亡国の法律と政策です。政府内にはアメリカの代理人竹中平蔵氏と、中国の代理人二階俊博氏がいました。

 安倍首相は就任後 5~6年かけて、国民を裏切る法律の制定や政策を実行しましたが、石破首相は就任後わずか 4~5日で国民が驚く豹変を見せました。政界に長くていても、政治音痴がいるのだと教えられました。

 しかし苦闘した安倍首相の足跡を辿りますと、石破氏への怒りが小さくなります。自分自身のためにも、「ねこ庭」の過去記事の紹介を続けます。

  ・北方領土問題は、プーチン氏と個人的な親しみがあるからと言い、「不法占拠」の表現を使わなくしていますが、政府間の交渉で総理の配慮に何の意味があるのでしょう。

  ・プーチン氏自身は配慮を何もせず、部下のラブロフ外相に言いたいことを言わせ、日本を牽制しています。

  ・「北方領土がロシアの主権下にあることを含め、第二次大戦の結果を全面的に認めることが必要だ。」

  ・これはルーズベルトの要請で、対日参戦したロシアを正当化する理論です。

  ・領土交渉をこれ以上進めると、米国が介入し、返還交渉に反対します。

  ・誰がやっても難しい交渉ですから、安倍氏を一方的に批判しませんが、日本からすれば、「不訪占拠」は事実です。

  ・どうなるのか分からない交渉を前に、安倍氏は、どうして最初から妥協するのでしょう。

 「日本史の大河の流れ」を知らなかった5年前、私は「ねこ庭」で、上記 1から 8までの政策を一方的に批判しました。

  ・敗戦以来、常に日本は「相手を刺激してはならない」と配慮をし、失敗を繰り返してきました。

  ・外務省はその典型で、慰安婦問題、徴用工問題、南京問題、軍艦島問題等について事実で反論せず、妥協し続け、日本を貶めてきました。

  ・安倍一強と言われながら、実態は腰砕けの安倍氏で、反日の官僚に言われるままです。

  ・南京問題、靖国問題、尖閣問題で、これほど日本を攻撃している中国だと言うのに、安倍総理は、何のため国賓待遇で習近平氏を年二回も招こうとするのでしょう。

  ・トランプ大統領が、中国と対峙し追い詰めている時に、なぜ敵に塩を送るようなことをするのでしょうか。

  ・こういう外交を、私の常識では二股外交と言います。それともトランプ氏との間で、攻撃と妥協の役割分担をしているのでしょうか。

  ・これでは氏を支持する国民を無視した、危険な個人プレイだという話になりかねません。

 「戦後史の大河」の中で、アメリカの属国から脱するため、臥薪嘗胆の妥協をしているとも知らず、安倍首相を責めている自分でした。誰が首相になっても、「憲法改正」をしない限り、アメリカの支配から脱却するのは不可能なのです。

 保守からも左翼からも酷評されている岸田前首相ですが、「ねこ庭」はやはり一方的な氏ヘの酷評を控えています。ちょっと早過ぎますが、石破氏への酷評も控えています。

 「臥薪嘗胆」の自由民主党が、苦渋の選択で選んだ珍しい石破首相ですから、一方的に責めるより、安倍首相が歩いた道を辿り、これからの生きた手本にする方が優先する気がします。

 5年前の過去記事を覚えている人には申し訳ありませんが、次回も続きを紹介します。

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