田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

水溜り

2007-07-30 21:59:57 | Weblog
7月30日 月曜日 朝から雷雨
●アンジェラが雨にぬれている月曜日。ブルーマンデー。自民党大敗。田舎町の景気はどうなるのだろう。都会住まいの人には、想像もつかないほど不況だ。都鄙を往復するわたしにはよくわかる。田舎街は不況に苦しんでいる。
●アンジェラが花数をましている。このところ毎日のように花群が広がっていく。春にあれだけ見事に咲いたあとなのに。元気にピンクの可憐な花をつぎつぎとつけている。
●お盆休みには娘夫婦がそれぞれ孫を連れて帰省する。秋、結婚する息子も帰省できるかもしれないとしいうことだ。忙しいようだったら無理するなよ、9月の結婚式には会えるのだから。これはブログで、愛する息子へのメッセージだ。
●お盆までアンジェラは咲きつづけているだろう。そう願っている。
●大地が雨水をのみきれずあちこちに水溜りができている。アスファルトにできた水溜りのようにながくはもたない。すぐに地面にしみ込んでしまう。つかのまの水溜りに入道雲でも映ってくれればいうことなし。田舎住まいの醍醐味だ。


二人のブレッソン

2007-07-30 12:04:56 | Weblog
7月29日 日曜日 曇り、夕刻より雨
●雨の日曜日。回想にふける。ふと思いたって、7月18日のブログを読み返す。どうやら、やはり混同している。シナリオ研究所の研究生だった頃にみんなで話題にしていたのは、ロベール・ブレッソンだった。季刊「リュミエール」5 1986‐秋、を書棚から取り出して読みだした。なっかしい。でも、記憶の衰えが悲しい。
●田舎司祭の日記/抵抗/スリ/白夜。雑誌を読み進むうちに思いでの映画の題名がでてきた。少なくともこの4本は観ている。何処で、だれと観たのかは忘れている。
●あのまま東京に住んでいられたらどんな人生になったろうか。東京タワーの建設がはじまった頃のことだ。
●7月20日のブログに書いたのはアンリ・カルテイエ=ブレッソンのことだ。「決定的瞬間」のブレッソンだ。
●どうも記憶がセピヤ色になっている。色褪せている。こうして、二人のブレッソンを混同するようなことを、いたるところでやっているのではないか。不安だ。
●雷鳴が轟いている。雨降りやまず。降りやまず。