10月22日 金曜日
●カラスウリが色づいた。
風流な秋の風物のなかでもひと際、人の目を引くカラスウリ。
日ごとに熟柿色になっていくのをたのしんでいる。
ところが、今年はなんとしたことか、途中からしなびてしまった。
●さあ大変。
植物の生態系に異変がおきた。
とか、原因はことしの酷暑だ。
とか、庭の隅にあったキンモクセイの大木を切り倒した。
日照時間が長くなったからではないか。
などと、ひとりで気をもんでいる。
●日ごとに皺がよる。
色褪せていく。
そしていまではミイラのようにみえる。
やがて、小鳥が来てついばみ、皺だらけの皮だけがのこる。
からみついているハコネウズキの緑の葉も落ちつくす。
皺のよった、ひからびた皮だけのカラスウリが風にゆれる。
冬枯れの季節はすぐそこまで来ている。
●この秋はわが庭――ミイマの庭とよぶべきなのだろうな。
カミサンの庭でみごとにバラが咲いている。
秋のバラはながもちするので毎日たのしませてもらっている。
カミサンの日々の丹精の賜物だ。
ともかくバラの栽培がこんなに手間のかかるものだとはしらなかった。
狭小庭園。
だがたのしそうにバラの世話をしているカミサンを眺められてしあわせだ。
ゴールドバニー
イエローシンプリティ
アンジェラ
●本当は水やりくらい手伝わなければいけないのだ。
老いていく妻をいたわらなければいけない。
でも、文学浪人のわたしは、なにか生き急いでいるようだ。
パソコンから離れられない。
文学に関連のあること以外で、時間をつぶしたくはない。
とまあ、モノグサの言い訳なのだろうが、なにもカミサンにはしてやれない。
してやらない。
――しない。
●カラスウリはなんの手間もかからない。
かってに実をつけて、いつのまにかしなびてミイラになる。
ものぐさなわたしが観賞するには万向きの秋の風物なのだろう。
●いや、しなびていく烏瓜が自分に見えてくる。
●カミサンはまだ庭でバラの葉の消毒をしている。
●秋の夕風がふきだした。そろそろ部屋にもどっておいでよ。
今日も遊びに来てくれてありがとうございます。
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●カラスウリが色づいた。
風流な秋の風物のなかでもひと際、人の目を引くカラスウリ。
日ごとに熟柿色になっていくのをたのしんでいる。
ところが、今年はなんとしたことか、途中からしなびてしまった。
●さあ大変。
植物の生態系に異変がおきた。
とか、原因はことしの酷暑だ。
とか、庭の隅にあったキンモクセイの大木を切り倒した。
日照時間が長くなったからではないか。
などと、ひとりで気をもんでいる。
●日ごとに皺がよる。
色褪せていく。
そしていまではミイラのようにみえる。
やがて、小鳥が来てついばみ、皺だらけの皮だけがのこる。
からみついているハコネウズキの緑の葉も落ちつくす。
皺のよった、ひからびた皮だけのカラスウリが風にゆれる。
冬枯れの季節はすぐそこまで来ている。
●この秋はわが庭――ミイマの庭とよぶべきなのだろうな。
カミサンの庭でみごとにバラが咲いている。
秋のバラはながもちするので毎日たのしませてもらっている。
カミサンの日々の丹精の賜物だ。
ともかくバラの栽培がこんなに手間のかかるものだとはしらなかった。
狭小庭園。
だがたのしそうにバラの世話をしているカミサンを眺められてしあわせだ。
ゴールドバニー
イエローシンプリティ
アンジェラ
●本当は水やりくらい手伝わなければいけないのだ。
老いていく妻をいたわらなければいけない。
でも、文学浪人のわたしは、なにか生き急いでいるようだ。
パソコンから離れられない。
文学に関連のあること以外で、時間をつぶしたくはない。
とまあ、モノグサの言い訳なのだろうが、なにもカミサンにはしてやれない。
してやらない。
――しない。
●カラスウリはなんの手間もかからない。
かってに実をつけて、いつのまにかしなびてミイラになる。
ものぐさなわたしが観賞するには万向きの秋の風物なのだろう。
●いや、しなびていく烏瓜が自分に見えてくる。
●カミサンはまだ庭でバラの葉の消毒をしている。
●秋の夕風がふきだした。そろそろ部屋にもどっておいでよ。
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