日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



さて、今日はグローバルコモン 6 の奥、右側にある、〈新生〉タイ館です。
なぜ〈新生〉というかというと、当ブログの5月4日の記事をご覧いただければですが、概要は下記の通りです。

(読売新聞) - 4月30日ニュースより~
万博タイ会場を改装へ、展示見劣りとタイ人から酷評
 【バンコク=吉形祐司】愛・地球博(愛知万博)に公式参加しているタイのパビリオンが、会場を訪れたタイ人観光客や地元マスコミから酷評され、タイ政府は改装に乗り出す方針を固めた。
 近隣国の3倍ものスペースを確保しながら、展示が見劣りしているとして、館長を帰国させて改装についての協議を進めている。(中略)インドネシア館が準備に1年、マレーシア館が7か月もかけたのに対し、タイ館は委託契約に手間取ったこともあって、準備期間が約40日しかなかったという。 すでに、ソロス・カンクルア館長は21日にバンコクへ戻り、天然資源環境省の担当者と、改装について検討している。今後、タイのシンボル的な存在でもある王室御座船の模型を入り口に移動し、屋台の設置や伝統楽器の演奏、タイマッサージなどを月替わりで取り入れる方針という。
 
オープンまで40日での準備というのは、内容にもよりますが、かなり無理がありますね...
残念ながら、私は改装前には行けていませんので、どう具体的に変わったかを説明することはできませんが、外観などもパネルを増やして強化されたようですし、少なくとも私が行った日は入場にもかなりの列ができており、たいへん賑わっておりました。

入場すると、左に進み、強化のポイントとなった、「タイのシンボル的な存在でもある王室御座船の模型」へ進みます。なかなか暗く、ムーディな中、その世界観に自然に入る事が出来ました。広い空間をうまく分割して、見せているなという印象です。

他の展示も工夫のあとがあり、ひととおり見てなかなか楽しめました。
公式ガイドブックにあるパース絵によると、前はだだっ広いスペースもあったようですが、それは撤去されているようで、程よく区切り直すことで、いい意味での狭さが演出を効果的にしていると感じました。
出口付近では、おみやげ購入やマッサージの申し込みなど、また混雑しており、まわりの感想もおおむね好評のようです。
地元のマスコミからのその後の反響はどうだったのでしょうか、なかなか努力のあとが見えた〈新生〉タイ館ではあります。スタッフの皆様、お疲れさまでした。







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