狭めの小屋とはいえ、劇場は満員!
前作「バットマンビギンズ」の出来が良かっただけに、期待が集まるのもよく理解できるところ。
多分前作を劇場で鑑賞した人はほぼ全て?かけつけているのではないだろうか。
映画の立ち上がりとともに、たちまちのうちに狂気に曝され、その狂気はじわじわと拡大していく。
どの登場人物も少なからずこの狂気に影響を被る。
ここでお勧めしておきたいのが、前作をDVDででも鑑賞しておくこと。
(ジェイソン・ボーンシリーズほど決定的では全然ないが)
サブキャラの立ち位置を理解した上で、彼らに訪れる運命を感じ取るべきだろう。
そして観客も完全にその狂気に取り込まれる。
なぜなら2時間半もの間、ぶっすり釘づけにされてしまうからだ。
この世界感を作り上げた監督を中心としたスタッフに感心。
もちろんヒース・レジャーの怪演は評判に違わず、異様なリアリティをこのキャラに吹き込んでいて揺るぎない。
いかにも演じているニコルソンとも全然違うし、今までにヒース・レジャーが演じた人物には明らかにないキャラが出来上がっている。
しゃべり方からして違う。
結論:今年の夏必見の一作といいたい。
またこの世界をみたいという誘惑が....
ただし蛇足かもだか....
しかし、カップルの皆さんは鑑賞後エネルギーの行き場に困ってしまうのではないだろうか。。。
見終って圧倒されるものの、それは狂気に対してのものだから。。。
テレビ地上波に登場する日はあるのか(笑)
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