今日2016オリンピック開催地決定！ ということで読んだ本「スポーツビジネス・マジック」

９月３０日に発売されたばかりの、ほやほやコンテンツ。
タイトルが気にいらなかったのだが、立ち読みしたら予想外の中身の濃さに、即購入。

まずは今日、運命が決する2016年オリンピックを前に、最初から「オリンピックに見るスポーツ・マーケティングの変遷」までを一気読みした（数十ページだけど）


そしてその感想は。。。。
日本がいかに近代オリンピックに大きな影響を及ぼしてきたかを改めて実感した。

というのは、東京オリンピック以降の大会は大成功したロスに至るまで、全て「人種問題」に巻き込まれ、混乱の極みに達したからである。
その混乱は、1980年モスクワ オリンピックのボイコット騒ぎでピークに達している。

そして次が、今世紀の成功を決定づけた、ロサンゼルス・オリンピック。
ここでも日本はスポンサー他のマーケティング活動で、アメリカ以外の国としては大きく寄与している。
（本のタイトルはこの成功のことを言っていることがわかり腑に落ちた）

前回の東京オリンピックについて、組織委員会はその時代性における価値、つまり「急成長する日本」という視点のコメントで特別な価値があったことをコメントしている。
が、歴史の流れからして、日本が「オリンピック・ムーブメントの成長・成熟」に明らかに貢献してきたことを改めてアピールすべきだと感じた。
そして今回東京に決まることで、オリンピックの価値のさらなる成長が望める、とまで言い切っていいと思う。
（なぜ日本開催か、というのは他のエントリーを参照下さい）

写真のマークも今日で見納め（笑）
今日は「生」放送でその瞬間に立ち会えるとは....　
その時 迎えるのは、歓喜か？！落胆か？！