フィギュアの試合をきっかけに最近、テレビスポーツ中継を「ヘッドホン」で聴くことに微妙にはまっていたのだが、その傾向を決定的にさせたのがこの本。
サッカー雑誌「サッカー批評」責任編集なので、読み応えずっしり。
世界20カ国、43クラブの応援スタイルを、歴史や風土を踏まえながらバッチリ解説している。
それらのクラブをざっと挙げると、
ヨーロッパは、リバプール、マンチェスター・ユナイテッド、バルセロナ、レアル・マドリッド、バレンシア、アスレチック・ビルバオ、ローマ、ユベントス、フィオレンティーナ、ハンブルガーSV、シャルケ04、バイエルン・ミュンヘン、フェイエノールト、アヤックス、パリ・サンジェルマン、ベンフィカ、ディナモ・ザグレグなど。
やはり歴史のあるクラブが多い。
中南米は、コリンチャンス、フラメンゴ、パルメイラス、リーベル・プレート、ボカ・ジュニオールスそしてパチューカなど。
意外におもしろかったのが、Part3:アジア・アフリカ。
韓国の応援は2002年がきっかけに大きくかわったとか、カタールは暑すぎて観客が行かないので客が入らず、行くとお金がもらえるとか(笑)
これだけ国際的なのに、応援歌和訳付きなのが、泣かせる。
かなり下品なチャントも含まれているので、泣いている場合ではないが(笑)
(それも編集方針だったそう。やるなあ~サッカー批評!)
わかりやすい英語のチャントということで、この本を片手に、まずはプレミアの中継をヘッドホンでチェックしてみた。
その音を聴くために録音しているわけではないので、よくは聴き取れないので困ったが。
試行錯誤しつつ、解説を、日本語から原語に切り替えることでやや聞き取りやすくなった。
なんていうような楽しみ方もできる、サッカー観戦の幅を広げてくれる「好著」と、お勧めしておこう!
(もちろん、現地で体験できたらいうことはないのだが....)
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