DVD：ミケランジェロの暗号 「知恵」があれば窮地を脱出可能（かも） それがホロコースト真っ最中でさえ。

映画館まで行ったが、既に終了していて断念（わかりにくいぞ！某大手サイト 怒）した今作をDVDでやっと。


期待通り、スカッとした！
今年のベスト１０に入ってしまうかも？ なので、今更だけど こうしてアップしている。

ユダヤ人画商一族・カウフマン家が巻き込まれた第二次世界大戦下のホロコースト。
家は没収、父母は収容所、本人も監視下に置かれる。

ただこの一家にはひとつの切り札が。
ムッソリーニも欲するほどの国宝級の代物・ミケランジェロの絵を密かに所有していた。
家に奉公していた友人からも裏切られる中、主人公は自分の知恵を駆使し最後の作戦に出る....

物語のテンポも良く、内容的にも気転を利かせた展開。
「人種差別」に喰らわせた強力なパンチになるので、個人的には非常にポイント高かった。
調べてみると、原題も完全に人を食ったタイトル＝「ぼくの最高の親友」（笑）
そうくるか！ なんとも痺れるわ...


しっかし！
あんな恐怖の時代でさえも、本当にこうやって切り抜けることができるのだろうか？

しかも今作はフィクションではなく、「事実」を元にしている。
と考えるだけで、今の時代に立ち向かう勇気も出るというものだ！