日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 





昨日アップした「ジャージー・ボーイズ」じゃないが、こちらもゴキゲンな音楽映画。
「once ダブリンの街角」で評価されたジョン・カーニー監督が引き続き音楽映画で勝負!

ベースは、ミュージシャンたちとプロデューサーの成功への道程。
主演のキーラ・ナイトレイが、多分初めて?歌唱を披露している。
で、まず驚く。
「何だうまいじゃん!」


でミュージシャンたちの話なので、音楽がらみの楽しいシーンが満載。

しばらくNYから離れ戻ってきた恋人の作った新曲を聴いただけで「浮気」を直感、瞬間別離、

別離を吹っ切った瞬間に、元恋人の留守番電話にメッセージならぬ、吹っ切れテーマ曲?を残す、

パーティで全員にフリーズを命じ、一方で圧倒的にダンスせずにはいられない曲をかけ、誰が踊り出すか賭ける

2人で散歩しながら、そのシチュエーションに合うお互いのPlaylistの必殺曲 をシェアしながらのデート
1つのジャックから分岐して2つのヘッドホンが聴けるようにする「単なるコード」でこれが可能に。
なんだけど、これが後のシーンで「大切なメッセージを伝える道具化」する

などなど、音楽ネタが満載なのだ。
これはニコニコせざるえない!



プロットだけでなく、さらに盛り上げるのが、フル・NYロケ。
(これは当ブログだけか? 笑)

オープニング、主人公の済むアパートは、チャイナ・タウンの真っただ中!

ロウアーイーストサイドにある、Schiller’s Liquor Bar (行ってみたい!)

セントラル・パーク内、Bethesda Terrace の地下から眺める庭園の絶景ぶり

イーストビレッジにある、Vazacs Horseshoe Bar(行ってみたい!)

という具合で、いちいち景色に目がいく構造。
しかも、物語の季節がNYの初夏に設定されているので、ものすごく気持ち良さそう。

この映画1本だけで、既にNY行きたい気分がぐっと盛り上がってしまうではないか~
Blu-rayが出たら買って、時々取り出してはニコニコする、が正解か?


P.S. ひとつだけ気になった事が。ドラム & ベース黒人奏者起用まわりのシークエンスの繋ぎの順序が矛盾してる気が ?!



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