先日、未公開映画:コンカッション Concussion を紹介させてもらったが、映画が世の中を動かす(こともある)ことを期待し、「今こそ劇場にかけるべき映画。早々の公開を求む!」と締めくくった。
今年のアカデミー作品賞「スポットライト」は聖職者のスキャンダル追及の物語で迫力があったが、こちらは「現在進行中」かつ最高峰のコンテンツ=「国技」アメリカン・フットボールのスキャンダルなので、先日は日経の社会面、昨日は日経産業新聞(写真)と、新聞記事として時々登場してくる。
NFL も、脳振とうを繰り返し受けることに起因する慢性外傷性脳症(CTE)への対応を迫られている様子が、この記事からも読み取れる。
テクノロジーで、この問題が果たして解決するのか?!という気がしなくもないが、記事の終盤で面白い指摘が。
アイビーリーグのダートマス大学フットボール部では、既に2010年ごろから「練習における対人フルコンタクトを全面禁止」していたとのこと。
それで弱くなったかというと、昨年は優勝。
この結果、アイビーリーグの8大学ではこの方式を採用し、タックル回数を減らす取り組みを始めたとのこと。
なかなか興味深い、じゃね?