
日本国内の美術館ではいまだに、撮影一切NO!が多い。
海外の美術館では、撮影OKが多い一方…
そんな中、早いタイミングから 撮影OK! な珍しい美術館が存在した。
それが、森美術館!
森美術館は、昨年の美術展覧会「入場者数」1位・2位を達成している。
そのデジタルマーケティング、プロモーションを担当する 洞田貫 晋一朗氏 が著者。
各章のタイトルだけでも、この本の面白さが伝わる。
第1章 「撮影OK」の波がアートを変える
第2章 海外の美術館の最新SNS事情
第3章 森美術館のユニークなSNS運用例
第4章 「森美術館流」インスタ&ツイッター活用術
第5章 テクニックよりはるかに大切なこと
「撮影OK」の波、というコトバがまず面白い。
という実践精神から、参考になるフレーズが続々と!
・フォロワー数より大切な「エンゲージメント数」
・求められているのは「面白い投稿」ではない
・SNSの投稿は「川に短冊を流すようなもの」(!)*
・SNSをウェブサイトへの誘導口にしてはいけない*
・刺さるのは「温度」と「気持ち」が伝わる投稿*
・アップする写真は自分で撮ること*
・SNSは「秒の戦い」*
・その投稿で一番伝えたいこと、大事なことを1行目で表現*
・「言わない勇気」が確信を伝える*
・広告や販促ではない投稿に人は心をひらく*
・計画性 + 臨機応変 = 拡散*
・「インスタ映え」を意識してモノを作らない
・フォロワー数急増の秘訣は「特殊な広告」に*
・「動画の最初の5秒」を見てもらうにはどうすればよいか
・ 40%の浮遊層の背中を押すには?
・個人アカウントでの「実験」が仕事にもつながる
・SNS疲れのときこそ、「夢想の一撃」のチャンス*
・ネガティブな反応を恐れず、ユーザーと対峙する
これだけ実感のこもったコトバの数々は、はっきり言って「保存版」
*印 = 当ブログ最推奨!
結論:独自のユニークなSNS運用は、刺さるコトバ連発しまくり、の ブロガー必須本!