前のエントリーでもわかるように、当ブログはNY生まれで機会あるごとにNYする。
なので 大概の処には行ったことがある、はず、なのだがそれでも足を踏み入れられないゾーンが存在する。
その一つが、この映画のテーマ = ニューヨーク公共図書館!
その理由は、
・住んでないと本が借りられない
・そもそも英語の本を一気に読破するまでの英語能力は、ない(笑)
でも最大の理由は…
・敷居が高そう!(笑)
なのでこの映画には興味津々。
しかも監督がワイズマンなので、クオリティはお墨付き
(前作はニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ In Jackson Heights」)
まずの印象は = 公開講座がけっこうありそう!なこと。
運が良ければ、こんなセッションにも立ち会える可能性があると思っただけで急に行きたくなった(笑)
(映画のような、パティ・スミスとかエルビス・コステロは難しいだろうが...)
さらにカメラは図書館の深部に潜入し、館長や幹部たちの会議までが登場する。
そこでの話題は例えば…
・ニューヨーク公共図書館の予算は国から半分、残りは寄付(アメリカっぽい!)
・そしてその予算を、国予算活用 → 寄付 → 国 →寄付 …と
・図書館としてのデジタル対応をどう進めるか、ネット弱者の拠り所であるべき?
・ホームレスをどう扱うか問題
どの話題も興味が尽きないような内容!
という具合で 3時間25分、全く飽きることなく ニューヨーク公共図書館 の理解が進んだ。
次回のNYで訪問決定したのは自然な流れ。
結論:「知」のアーカイブ の21世紀でのありよう、を探り続ける、を探る3時間25分。