-畑沢通信-

 尾花沢市「畑沢」地区について、情報の発信と収集を行います。思い出話、現況、自然、歴史、行事、今後の希望等々です。

千鳥川の春

2013-05-23 21:03:27 | 自然

 昨今のコンクリートによる河川改修工事で、何処の川でも往時の美しさがなくなりました。 千鳥川も例外ではありません。もう大分前に護岸工事がほぼ終わり、実に味気ない姿に変わってしましました。

 ところが、極、一部には自然のままの川岸が残されています。河床が低くなって岩盤になっているところがそうです。川岸も岩盤でできているので、幸いにも護岸する必要がなかったのです。そこは、全長で1kmにも満たない短い距離ですが、「渓谷」のような感じがします。私は勝手に「千鳥川渓谷」と名付けています。川岸に木の枝が覆いかぶさり、人が入り込めない状態になっていましたことと、薄暗い不気味な感じになっていたので、昨年の秋に支障となる木の枝を払いました。水かさが普通であれば、普通の靴でも岸の岩伝いに歩けるようになっています。千鳥川の今まで見たことがない一面に出会えます。

 千鳥川は春の雪解け水も治まり、さらに農業用水として堰あげされていますので、通常レベルの水かさになっています。危険性が全くない安全な川です。既に、アブラハヤ(畑沢語でニガ)の産卵は終わっていると思いますが、ハヤ(畑沢語でヘズギ)はこれから産卵かなと思います。残念ながら昨年よりも魚影が薄いような気がします。

 

 ところで、全く違う話ですが、常盤中学校昭和44年卒の方々の同級会(同期会と言うのでしょうか。)が行われると聞いております。畑沢出身者だけでなくほかの方々も、背炙り峠の地蔵様と背炙り古道の「楯」跡を御覧いただくようお勧めします。きっと、故郷に新たな関心が生まれると思います。

コメント
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