4月15日は畑沢のお祭りです。昔と違い、他地区からのお客さんや屋台の店はありません。でも、私は昔よりもお祭りに対する関心が高くなりました。畑沢の人達と会えます。いろんなお話をしてくださいます。去年、今年と2年連続してお仲間にしてもらいました。
入口の鳥居には、しめ縄が下げられています。今年は上畑沢の当番でした。上畑沢の古瀬K氏の小屋で、昨年中に製作したそうです。しめ縄作りを御存知の方は数少ないそうで、大変に御苦労されたようです。さらに、しめ縄の材料である藁(わら)も簡単には手に入らなくなっています。コンバインの普及によります。
作り方を伝えるために今度は、ビデオに残してくれとの依頼を受けました。
入口の階段は、雪が積もっていましたので、13日に歩けるようにスコップで片づけたそうですが、積雪が多い場所は地面を出すまでは無理でした。でも、坂を上った場所は、地面に到達するまで除雪されています。
10時30分にお祓いです。その前に、荒町の八幡様の神主さんが、見晴らしの良い高台から法螺貝で村中に知らせます。高台からブオー・ブオーと鳴り響きました。すぐさま、熊野神社の中に入って、厳かなお祓いが行われました。祝詞が上げられてからは、しばしの歓談とあいなり、懐かしい話、村人の近況が話されました。
午後、上畑沢にある延命地蔵堂にも足を延ばして、地蔵さんにもお参りをしてきました。こちらは、お地蔵さんですから「神様」ではありません。それでも、15日に一緒にお祭りです。地蔵堂の中には、お祭りの幟(のぼり)が飾られていました。