畑沢の土手には、福寿草が咲いていました。田んぼは、まだ雪に覆われています。
福寿草が咲いている土手の上の方には、アサツキ(浅葱)が目を出していました。昔は、もう少し早い時期から、「しろこ掘り」又は「しろこ採り」と言って、子どもたちが親の言いつけでこの植物の球根を掘っていました。早春に食べられる最初の山野草です。私は、掘り出すのは嫌いではないのですが、掘った後で冷水で洗うのが嫌でした。春の小川の水は、刺すように冷たいものでした。
最近は誰も掘る人がいないようですので、沢山、沢山、芽を出しています。食べると美味しいんですがねえ。
春の雪解け水は、まさに湧いてくるようです。いつもは、ほんのチョロチョロしか流れないような土管からも勢いよく水が溢れだしていました。