車での移動が主なので
旅先で駅を素通りすることが多いんです。
でも旅番組を見てると必ずと言っていいくらい駅が映し出されています。
「あっ この駅見たことある行った行った」と
思い出せるように
今回も電車は利用しませんでしたが川湯温泉駅へ行ってきました。
駅をバックに正面の駅前通です
無人駅です
熊が鮭を持っている置物が昭和の北海道土産の代表でしたね。
ところでこの日の午前3時 予定通り目を覚ましホテルから外に出て空を見上げると
雲で若干隠れるものの星がたくさん見えたのです。
ホテルから20分、摩周湖展望台へ行けば光害もなく
『もっと星が見られるぞ』
防寒着に着替え いざ出発
摩周湖に到着したんだけど
雲が一面覆っています
その上、辺りは真っ暗 まさに漆黒の闇
ヘッドライトを消すと怖くて 何が現れるか分らないので
車から降りることすら出来ないくらいの恐怖でした
そんな訳でまたもや星景を撮ることが出来ませんでした。
川湯温泉を走っていると
硫黄の匂いが凄いんです。
昨夜は暗くて分らなかったんだけど
明けてみると なるほど
近くに硫黄山が有ったからなんです。
豊富な湯量もこうしたたくさんの火山によって生まれてくるんですね。
では深夜怖くて車から降りることが出来なかった「霧の摩周湖」へ向かいます
この道を真っ直ぐ行くと
バスターミナルありませんでしたか??
まあ、35年前のことなので
バスターミナルも移動しているかもしれませんが。
長男が高3、二男が中3の夏休みでした。
どうしても行きたくて誘うと
「受験生なのに・・・」というので
「旅行で2日や3日勉強しないとすべるくらいなら、してもすべるわ!」と言うと「なんちゅう母親や~」とあきれながらもついてきましたけどね^^
硫黄山に立ち寄ると、二男が
「あっ、ゆでたまごの匂い」と言ったのを思い出しました。
摩周湖でも思い出があり、楽しみです。
19歳の時に
山の中で自動車事故に遭い
車道かた車ごと落下して
闇の中を這い上がって来た時は
何にも見えない闇でした。
あの感じなのかな?と
久し振りに思い出しました。
35年の歳月は長いですね。
そんな母親に育てられたら
横道逸れるわけがないですね。
漆黒のほうが
恐怖だったでしょうね。
ご無事で何より。