もう8年前になるんですね。
緒方拳の遺作となったドラマ「風のガーデン」
脚本家 倉本 聰 父役 緒方拳 息子役 中井貴一 孫役 神木隆之介 黒木メイサ
緒方 拳さんが亡くなったことにショックを受けたのを覚えています。
その最後のドラマとなった舞台ロケ地に来ることができました。
ドラマ制作のために2年もかけて造成したガーデンですって。
ドラマが始まる4日前に緒方 拳さんはお亡くなりになりました。
思い出してしまい、この門をくぐるときに
グッとこみ上げるものがありました。
ドラマではたくさんの「花言葉」が出てきましたね。
このドラマのために倉本聰は採用されなかった物も含め
多くの花言葉を用意していたそうです。
花の名前はわかりませんが
カンパニュラとかジギタリスと緒方拳さんが
神木隆之介君に花言葉を教えるシーン
蘇ります。
クランクインに合わせて倉本聰自ら365種類の花を咲かせるように準備したとか。
西洋オダマキ?
紫色の花は アンチューサ?
まったく自信はないけれど資料を見ながら探してみました。
それに合わせて365の花言葉も倉本聰が考案したそうです。
中央の奥に白い小さなものが見えますが
バスです。
今は立ち入り禁止で近づけませんでしたが、
あの中で中井貴一が医療機器を積み込んで医療行為を行っていました。
(確か自分自身も末期でしたね)
花の開花に合わせて俳優さんたちは東京と富良野を行ったり来たりしたんでしょうね。
そんな苦労や微かな記憶のシーンを思い出しながら
ガーデンを歩いてみました。
喉が渇きちょうどいいところに売店があります。
常盤貴子似の美しい そして愛想のいい店員さんです。
最近見ないけど
息子の緒方直人はどうしてるのかな?
大河ドラマで主演の信長役を見事に演じていたのをふと思い出しました。
ホテルの敷地内の森の中に
ウッディハウスがたくさん出店しています。
なんだろう?
ちょっと立ち寄ってみますね。
新富良野プリンホテル内にて
今日は子供達がお見舞いに来るので
準備もあり
明日以降にゆっくりと遊びにきます。
自宅のテレビを2年以上、通電しておりません
外出先や車の中で、たまに見る程度です
でも緒方拳さんは好きでした
日本映画界の損失ですね
あのドラマがよみがえり涙が滲みました。
倉本作品は大好きで、おっかけてみていましたが(風のガーデン)はおしゃれで、切なく、そして美しい忘れられないドラマでした。
そうそう、中井さん演ずる医師も、末期の癌って設定でしたね。
余談ですが、緒方拳さんこのドラマを撮るのとほぼ同時期に、
ドキメンタリー番組で確かメキシコに行かれていたのです。
立っているのがやっとという状態でした。
ある場所に来たとき、
数知れない蝶が飛びながら、緒方さんの姿が見えないくらいに囲んだのです。
これにはカメラマンも驚きシャッターを切り続けたと言葉を添えていらっしゃいましたが・・・
私はこの光景を見ながら、
昔、祖母が「蝶は黄泉の国からの使者」という言葉がよみがえり、
何とも言えない気持ちになったのが思い出されます。
風のガーデン の話なら何時間でもできそう(笑)
平原綾香さん(中井さんの愛人役でしたね)の(カンパニュラの恋)のテーマ音楽も素敵でした。
花の名前に興味が湧いた頃だったかな?(^_^ゞ
長いカタカナばっかりで覚えられなかったけれどね・・・
ドラマとしても珍しく引き込まれるものでした。
よかったですね。
子供の顔を見るのが一番の薬かもしれないですね。
日本の偉大な人の死や
身の回りの人の死に直面するもんですね。
2年以上テレビに通電してないとは
凄いですね。
見習わないといけません。
黄泉の国、蝶が緒方さんを囲んだ風景に
なんだか鳥肌が立ちます。
科学では証明できない不思議なパワーですね。
guuchanさんがおっしゃってる通り
平原綾香のメロディーも思い出します。
遺作だから特にね。