アネッティワールド

日常の体験から・・・

地球がまーるく見える 開陽台

2017年11月14日 02時01分44秒 | 北海道

北海道3日目は走行距離を一番長くした計画を立てました。

その中に中標津にある開陽台展望館をいれました。

 

車の往来に慣れた道路しか走ったことの無い者にしてみれば

前も後もほとんど車が走っていない道を

ナビの指示するままに走る体験はそう無いと思いながら慎重にハンドルを握ります

「地球が丸く見える」のキャッチコピー通り

見事な景色です。

魚眼レンズがあればもっと上手く表現出来たのに・・・ なんて思ったり

 

 

中標津に来て60数年の80歳過ぎのおじいちゃんに出会いました。

新潟から来た入植者ですって。

 

網走で学んだ  受刑者⇒屯田兵⇒入植者

北海道を開拓した立役者なんですね。

苦労話やこの地の説明を丁寧にしてくれました。

 

向こうの方に黒い点でしか見えない牛の話しが印象的でした。

 

カフェ 開陽台が有ったので 一休み

ビックリするくらいのテントウムシです。

至る所の壁にテントウムシがいました。

 

いつものソフトクリームと思いきや

見えるかな? ソフトクリームの上から たっぷりのハチミツです。

これが また 旨い 

店主「足らなかったら言ってね、ハチミツかけてあげるよ」だって。

十分な量です。

いや~ うまかった  

幸せの鐘

まさに 幸せを感じる観光スポットでした。

 

スペースシャトル エンデバーに搭乗した毛利さんが

この地に広がる格子状防風林が見えたそうです。

 

広大な北海道を感じる素晴らしい展望台でしたが

「夜空もみてみたいなぁ。」なんて欲張りですね

 


野付半島(のつけはんとう)を歩く

2017年11月12日 01時48分10秒 | 北海道

 野付半島の見所は四季折々で

これからは流氷も国後島にぶつかりこの野付半島に近づき間近に見ることもあるそうです。

 

トドワラとはトドマツの原っぱからきた地名で荒涼とした風景のことです。

 ここは遊歩道があるのでゆっくり眺めを楽しむことができるんです。

 

それに対してナラワラは散策できない、足を踏み入れることができないところです。

ではトラクターでトドワラを散策しましょう。

トラクターがギリギリ通れる道をゆっくり走ります。

 

年々地盤沈下が進み海水の浸入も相まって

100年後にはもう野付半島は存在しないと言われています。

とっても貴重なところに来た気がしました。

将来見ることがないかも知れないこの地を

この立ち枯れが何とも言えない寂しさと哀愁を感じ、荘厳な自然にしばし立ち尽くしました。

野付半島では冬以外、晩秋まで夏鳥を見ることができます。

砂嘴(さし)と言って日本最大の砂の半島なんですね。

 

6月頃には一面原生花園が見渡せるそうです。

 

 

ネイチャーセンターが見えてきました。

あともう少しです。

ネイチャーセンターの関係者に懐いてるキツネがいました。

これ以上近づくことは危険なのでやめます。

やっと食事です。

期待してなかったんだけど

とっても美味しい食事でした。

手前のお肉はエゾシカで赤身でいて柔らかくてヘルシーな肉です。 絶品でした。

朝食抜きで歩き続けただけに 記憶に残る美味しい食事でした。

 

エゾシカの肉、処理が上手だったんでしょうね、 とても美味しいお肉でした

 

 


野付半島へ

2017年11月11日 15時36分58秒 | 北海道

北海道3日目の朝

昨夜は羅臼に泊まりおいしい海鮮に舌鼓を打ち

前日、朝食を取るためレストランに営業時間の確認にきました。

「すみません! 明日 朝 何時にオープンしますか?」

「七時半には開けますよ」

「じゃぁ 明日朝食べに来るのでよろしくね」

 

七時過ぎには到着し

店の前で待ってました。

『七時半回っても誰も来ない

隣の道の駅の大将とは昨日鮭やホッケの宅急便の手続きで顔見知りになっていたので

   「隣の食堂 開かないね」

大将「いつも八時ごろだぞ」

   「でも昨日確認したんだけど・・・」

大将「まぁ、アッタケェ昆布茶とカニでも食っていけ」

時間ももったいないので昆布茶だけいただいて

次の目的地へ朝食抜きの出発です

 

短い羅臼滞在でしたが 雲に覆われながらも時折見せる日差しを後に

南へ向かいます。  (はるか彼方に国後島)

平日のこの時間帯はどの店もまだクローズです。

 

今日3日目の一つ目の目的地は「野付半島」です。

地図でみるとなんとも変わった形の半島なんです。

知床半島が上で右下に見えるのが野付半島

右下を拡大した地図です。

エビのしっぽみたいに曲がっています。

航空写真だと こんな感じなんです。

半島の狭いところだと 道 一本分です。

両脇がすぐ 海です。 海抜何十センチだろう

 

不思議な地形の半島です。

行き交う車もなく ひたすら進む不安を募らせながら

握るハンドルも汗ばみます。

 

やっと到着。

このトラクターに行きだけ乗って

帰りは歩いて帰ることにしました。

二組だけのツアーです

北海道には自然が作り出す不思議な地形がたくさんあります。

朝食抜きを忘れて今から この先の見えない木道を

歩き続けたいと思います。

 

どんな景色が待っているのかな  

 


羅臼から国後島を臨む

2017年11月10日 15時59分28秒 | 北海道

 羅臼まで来ちゃいましたね。

羅臼(らうす)

羅臼と言えば

羅臼昆布

森繁久彌の「知床旅情」の歌詞

それぐらいの知識しかないまま来ちゃいました

 真っ先に見たかったのが北方領土で

4島の内、日本に一番近い「国後島」でした。(歯舞群島のほうが近いかな)

この展望台から一望できるということで到着。

羅臼の町、小さいですね。

でも立派な漁港が見えます。

あとで行ってみよう

 日本固有の領土、北方四島  すべて名前と位置関係憶えてますか

国後島・歯舞島・色丹島・択捉島

国後島は沖縄本島より大きいんですね。(択捉島はもっと大きい)

でも端から端まで肉眼で見えるんです

 

望遠鏡で覗くと建物も見えました

 さっき行ってた山の上から見えた漁港です。

 だれもいません。

 ウミネコがたくさん集まってきてます。

小樽に行った時と同じです。

そんなに警戒しませんね。

 羅臼にはそんなに多く飲み屋街があるわけでもないので

探すのに時間がかかりません。

地元の方に聞いて海鮮料理が食べられるところを見つけて行ってきました。

 適当にお造りの盛り合わせを注文

出てきてビックリ

凄い量。

 

「 北の勝」 料理にぴったりのお酒 

あまりにもおいしい日本酒だったので 荷物覚悟で2本買って帰りました

 つぶがい 大好きなので コリコリ歯ごたえでいただきま~す

 瀬戸内海で食べたタコもおいしかったけど

ここの蛸刺し  めちゃくちゃ柔らかくて 激旨    

 自称「羅臼一」の漁師さんと会話もでき 楽しい一夜でした

 

北方領土を目の前にして思う事

旧ソ連のことを考えずにはいられません。

日ソ不可侵条約があったのに・・・

終戦後も攻撃

非人道的な扱いを受けたシベリア抑留 

 

そしていまだに返さない北方四島

町の人も言ってました

「もうかえってこないさ」

「どんどん施設も建設されているし、返すわけがねぇ」

 

「日本人が二番目に嫌いな国はロシアだ!」と

親父がよく口にしていたのを思い出します。

 

否   一番かもしれませんね

 

 

 


知床峠 334号線やっと通行止め解除

2017年11月09日 10時19分55秒 | 北海道

昨日も今日(10月19日)の午前中も知床峠は通行止めでした。

知床五湖でたっぷり時間を費やしたので

ちょうど正午気温も上がり通行可の案内を受けたのです。

なのでお昼は簡単に済ませて急いで334号線を走り抜けます。

たった1600メートル強の羅臼岳ですが

さすが北海道! 山頂は雪で真っ白です

美しい羅臼岳に何回シャッターを切ったことか

残念ながら雲が切れることはなかったです

 

今回の北海道旅行で一番寒かったし風もきつかったです。

それでも2度くらいだったので 予想より寒くなかった気がします。

 

ここから向こうが羅臼

向こうが今走ってきた斜里町

道路脇には雪が積もっています

 

何十年ぶりかに作ったミニ雪だるま

遙か彼方に見えるのが国後島です。

「我が国固有の領土です」

ここから先先でこの言葉を目にします。

 

北方領土の事を考えると憤りを感じます。

さらに羅臼町へ行くともっと間近に国後島を見ることができ

島民の感情を感じることができました。