リフォーム徒然なるままに Reform turezure naru-mamani

我が家のリフォーム日記です。忘れないように記録していきます。参考になれば幸いです。

問題は、私たちにある

2006-08-18 23:32:06 | Weblog
リフォームとは少しずれますが、大事なことなので書いておきます。

私が毎日通勤している途中に、低層のマンションがあります。
分譲住宅です。
私は、毎日その前を通るたびに感動しています。

マンションの前は緑の生け垣です。
特に、春のはなみずきは見事です。
やや斜面になっているので、緑のカーテンで建物を目隠しをするような形になっています。
しかし、その緑が四季折々様々な花を咲かせ、まるでその一角だけ別世界のようです。

緑が建物を生かし、建物が緑で映える。
しかも、コンクリートなのにまったく違和感がありません。

毎日その前を歩く私は、この緑を心ゆくまでその景観とともに満喫しています。
通り過ぎる人の心にまで配慮した、そうした街作り、家造りをした設計者の優しい心に感動しています。

私たちが緑を大切にし、地球を大切にし、人々を大切にする心を持てば、自然に私たちには、どんな住まいや街並みが優れているかセンスが磨かれてきます。

そして、そういう優れたセンスの街並みの家に住むことができるようになると思います。

私は、そうした優れた街並みができたのは、設計者がその一角だけで考えずに、その街の本質(緑豊かな町)を十分理解し、それにとけ込むようにしたからと考えています。

オオタケさんは、ドイツやフランスにいきましたか?

ドイツやフランスの街並みも統一のとれた素晴らしい街並みです。
それは、一角だけで考えずに街全体でバランスある計画がなされているからです。

オオタケさんの指摘されるように、昔の日本の田園風景も実はそうでした。
ちゃんと景観として計算されていたのです。

それが、いつ頃からかバラバラになり、いまのようになってしまったのです。

緑の大切さを忘れ、エコを考えるゆとりをなくしてしまったからです。