上の写真は、我が家の食器戸棚である。
これは、システムキッチンの一部として組み込んでもらった。
中は、機会があったらお見せしたいが、ご覧のようにガラスでなくプラスチックを使っている。
ご賢察の通り、地震で万が一われてもけがをしないためである。
何でこの写真を見て頂いたかというと、2月10日(土)の日経のNIKKEIプラス1(要するに日本経済新聞の別刷り)に、「読者おすすめ キッチンでの地震対策」という記事があったからだ。
・食器棚のガラスに飛散防止フィルムを貼る・・・
のほかに3つ
最後に
・食器棚の上部には市販の突っ張り棒をしておく
と書かれていた。
これは、我が家では必要ない。
なぜなら、業者が戸棚の天井高を間違えて、天井より戸棚が高くなってしまったからだ。
結果、天井の一部を切り取り、天井板の上まで戸棚が突き出ることになった。
しかし、これがよかった。
昔から、「失敗は成功のもと」という。
おかげで、天井板がシステムキッチンの戸棚を縦、横からしっかり押さえることになった。
したがって、食器棚が地震で転倒する心配は限りなく0に近くなった。
天井板は薄いので、上下方向の揺れには弱いが、水平方向の揺れには強い。
最初は、まったく
だったのが、
今では
である。
むしろ、これを標準工法にした方がいいのではないかと思う。
突っ張り棒なんて全く不要だし、強度は間違いなくある。
次の写真を見て頂くとよくわかるが、このあたりをうちの業者はうまく処理してある。
*写真はもちろんD80で撮影