リフォーム徒然なるままに Reform turezure naru-mamani

我が家のリフォーム日記です。忘れないように記録していきます。参考になれば幸いです。

ETC(E)えらく(T)高い(C)チェックポイントよりTelepass、これよりフリーパス

2007-11-14 22:58:38 | Weblog
タイトルが収まらなかったので、もう一度書く。

ETC=(E)えらく(T)高い(C)チェックポイントよりTelepass、Telepassよりフリーパス

イタリアから帰ってから、9月に国内旅行をクルマでした。
まだ、マイカーに乗るのがみじめとは思っていなかったときだ。

週末は混むことが分かり切っているから、日曜日・月曜日と一泊二日。

両親と私の3人の旅。
話は盛り上がるので、ついつい「高速」の入り口から入るのを忘れてしまった。

いいや。
急ぐ旅でもないので、国道をのんびりと走ろうということになった。

しかし、これが意外といい。
高速に乗ったのでは、分からない街並みを見ることが出来る。
それに、国道は結構整備されているので、ノンストップという訳にはいかないが、景色を眺めながら(と言っても私は運転しているので走行中は、路面に集中して)走行できる。

何よりもいいのは、信号で止まったとき、ゆっくりとその街の雰囲気を味わえることだ。
さらに、「高速料金はゼロ」。

ゆっくり走るうち、たまたま高速でありながら、限定期間中に限り「無料」の高速に迂回しながらも乗ることができた。
もちろん、これは「計算済み」。

事前に下調べしたら、期間限定で「無料」であることが分かっていたので、その区間だけ「利用することになってしまった」。
ほんとうは、その前から高速を利用して、この無料区間の高速利用もするつもりであった。

乗ったら、超快適。
日曜だから、下りのクルマはほとんど走っていない。
おまけに、期間限定無料だから、料金所はフリーパス。
「料金所渋滞」に巻き込まれることなく、これってETCよりいいじゃない
何より意味の分からない「ETC」と収受員のいる「検問所」を区別する必要もない。
それに、万が一上がらない可能性のあるあのバーを気にしないで、ほとんど減速しないで通過できる。

話は飛ぶが、イタリアでも移動はバスで高速利用。
日本と同じような収受システムはあったが、私でも一目で分かった。
日本の「ETC」は、イタリアでは「Telepass」
英語さえ勉強していれば誰でも分かる。
迷う心配がまったくない。
意味が分かるからである。

しかたがないので、自分で意味をつけることにした。
日本版Telepassは(E)えらく(T)高い(C)チェックポイント
これなら、覚えやすい。

話がまた元に戻るが、高速がフリー(無料)なら、こんな意味づけさえいらない。

ETC”(E)えらく(T)高い(C)チェックポイント”よりTelepass、Telepassよりフリーパス。

フリーパスなら、何も区別する必要もない。
料金所付近で減速する必要もないから、追突の可能性は限りなくゼロ。
普通料金所では、クルマは左右に広がるので、ドアミラーなどで安全確認に気をつかうがその必要もない。
減速、加速が必要ないから燃費もよくなる。
二酸化炭素排出量も減る。
人件費もかからないからコストは低下するし、排気ガスによる収受員の健康を心配する必要もない。
そして、何より物流コストは下がる。
大型トラック運転手が、高速料金を減らすために、一般国道に下りてコストを減らす必要もない。
時間がかからないから、人件費という最大のコストも減らすことができるだろう。

何より一度味わうと、その快適さは忘れられなくなる



ちなみに、このブログを書くにあたって、ETC”(E)えらく(T)高い(C)チェックポイント”の本当の意味を調べてみた。
ETC=Electronic Toll Collection System なのだ。
tollとは、使用料[税]として徴収する;(人に)使用料[税]を課すという意味だ。
最初から、サービスなんて意味がない。

もっとも、昔から「ただほど高いものはない」とは言うけれど・・・



つくづく、イタリアへ行ってよかったと思う。
看板一つにも、考え方が読み取れるからだ。

イタリア版ETCは、”Telepass”
かたや、我が国は、”Electronic Toll Collection System”

発想がまったく違う。
イタリアは、利用者のサイドにたっていて実に分かりすい。
我が国は、サービスを提供する側、つまり徴収する側の論理だ。
分かりにくいのは、当然だ。

海外に行って、違う文化を見ることの大切さを「日経」で、ある企業の社長?が、若い人向けに書いていたように記憶している。
まったく、同感だ。