数百万円から1,000万円以上する高級車ならば理解できる。
外観や内装などデザインに凝っているのは。
デザインも価格に含まれると思っているし。
私がプリウスに乗っていて、いつも思うのは、どうしてこの車が数百万円から1,000万円以上しないのかということである。
もっと端的に言うと、プリウスが単なるエンジン車だったとしても私は数百万円払ってもいいと思う。
デザインだけで、十二分に高級車の価値がある。
デザインが圧倒的かつ群を抜いているからである。
普通、車はフロントデザインに非常に気をつかう。
人間と同じように「顔」だからである。
しかし、プリウスはそれと同じ以上に、リアデザインが圧倒的にいい。
リヤスタビライザーの曲線、ナンバープレートの位置、メーカーのロゴの位置など、どれも完璧である。
しかし、それ以上にすごいのが、リアスタビライザーの中央についているLED式ハイマウントストップランプとLED式ストップランプの形づくるきれいな曲線である。
ハイマウントストップランプ自体は、ほぼ直線と思われる。
それなのに、曲線を描くリヤスタビライザーと一体化することにより、きれいな曲線となる。
夜間、プリウス20型を後から見ると、きれいな赤に点灯したLED式ハイマウントストップランプとLED式ストップランプが、美しい光の曲線の弧を描く。
こんなに美しいリアデザインの車は、プリウス以外にない。
つまり、ハイマウントストップランプのきれいな線とストップランプの三角形に光る上辺の曲線が一体化しているのだ。
きれいな赤に光るLEDの曲線で。
たいていの車は、ハイマウントストップランプは中央の高い位置についている。
しかし、プリウスは違う。
ハイマウントストップランプとストップランプが一つとなった一本の山なりのきれいな曲線(弧)を描くようにデザインされている。
綺麗すぎる!
夜間でさえ、後続車に美しい光のフォルムを見せる!
どうしてこんなに美しいデザインの車が、数百万円もしないかの方が不思議である!!!
夜間まで、光輝く美しさを備えているプリウスが。
本文では、ごちゃつくのでそれぞれがどれに当たるか示さなかったので、メーカーのカタログから転載する。
最初は、リアフォルムである。
リアワイパーの下に見えるのが、LED式ハイマウントストップランプ。
ハイマウントストップランプはリアスタビライザーの中央についている。
リアスタビライザーは、全体としてきれいな曲線を描いている。
リヤスタビライザーのきれいな曲線の両端の延長に、LED式ストップランプがついている。
このデザインが秀逸で、夜間にきれいな赤い光の曲線を描くのだ。
LED式ハイマウントストップランプは左、LED式ストップランプは右から二番目の写真である。
いずれもメーカーのカタログであるが、点灯しているのでどんな感じになるか、ある程度わかると思う。
実際の美しさは、夜間に街中で見て欲しい。