桜を見る会の本質は、功労者の顕彰に名を借りたお仲間作り、つまり排除を推し進めることが本質。
ナチスのジェノサイドと本質的には同じ。
つまりいじめ。
排除の論理。
こんな政府をゆるしているということは、あなたもいじめに加担しているのと同じ。
ナチスのジェノサイドを許しているのと同じ。
広島や長崎に投下した原子爆弾は、しかたがなかったと許すのと同じ。
我々が、天国に住むか地獄に住むかは我々一人一人の判断次第。
結論は以上ですが、よく分かるよう前回のブログの後半の一部分(ホームレスが避難所に入れなかったくだり)に続けて、ダイアログ形式で補足しましたのでご覧下さい。
(お読みでない方は、前回のブログの前半もお読みいただいた後、ご覧下さい)
では、前回のブログの後半の一部の引用から続けます。
「反対給付がなければ、何もしない。そのことが日本で乞食が上から下まで蔓延している理由だ」
「ただのティッシュペーパーから始まって、桜を見る会のただ飯まで、日本は反対給付のないものはないんだよー」
「ひどい国だねー」
「じゃー、路上のホームレスは誰も助けない」
「その通り」
「助けたって、反対給付がないからね」
「だから、東京のある区で台風が近づいたとき、区の担当者がここは「区民のための施設」ですと言ってホームレスの入場を断った」
「えー、台風が近づいていて大風、大雨なのに」
「そうさ、区民税を払っていないからと考えたんだろうね」
「ひどい国だね」
「こんな国に住みたくないねー」
この続きです。
「総理が率先してやっているから、みんな真似するんだろうね」
「お仲間しか入れちゃだめど」
「そーか、桜を見る会と同じなんだ」
「そして、こう言い放つ」
「ホームレスになったのは、「自己責任」だと」
「知識偏重教育で思考力をそがれた役所の人間は、ホームレスの気持ちを思いやることも出来ず、昔の総理を見習って「避難所には入るな」とね」
「血も涙もないねー」
「じゃー病気になって弱者になったとたん、「自己責任」とこの国では切り捨てられるの?」
「そういうことだね」
「だって、総理が率先して桜を見る会で範を示しているじゃないか」
「自民党のお仲間だけ、選挙区のお仲間だけ入れるのだ」
「新宿御苑にね」
「入れなかった人は、お仲間じゃない」
「つまり避難所にも入れないということか」
「もちろんだ」
「お仲間じゃないからね」
「排除されてしまっているんだね」
「これが「いじめ」じゃなくて何なの?」
「そうやって、総理と政府、とりまきの政治家は一体となって仲間以外と弱者を切り捨てていっているのさ」
「だから、切り捨てられないようにみんな必死になって参加するのか」
「哀れだねー」
「気の毒だねー」
「泣けてくるねー」
「仲間はずれをつくって、「いじめている総理」だってことが分からないんだねー」
「そんな総理に誰一人「いじめはダメだ」と言えないんだねー」
「嘘でしょう」
「嘘じゃない、ほんとだ」
「いじめの張本人、総理には誰も逆らえなくて、ダメって言えないんだよ」
「誰一人として」
「みんな人間としてクズだね」
「そう、いじめはだめだと勇気をもって言える人間が、この国の政府には誰一人としていなかったということだ」
「だから、何十年もそれが続いてきた」
「そうか、それで分かった」
「この国で、いじめが減らないどころか、増えている」
「総理が率先して仲間はずれをつくって、いじめているからね」
「桜を見る会には、自民党のお仲間だけ入れるのだ」
「ひどい国だねー」
「総理がいじめのトップだったんだ!!!」
「学校でも会社でもいじめが減らないわけだ」
「分かったろう?」
「うん、よく分かった」
「桜の会の参加派の一部には、総理が先導したいじめに加わらなければ、それこそいじめられると思い、泣く泣く参加した人もいるらしい」
「ひどいねー」
「そんな総理や政府に「教育」を語る資格なんてない」
「そうだろー、ひどすぎる」
「何でか分かる?」
「誰も言わないからだ」
「誰もそれを「いじめ」「排除の論理」だからやめろと総理や政府を糾弾しないからだ」
「でもそれは、桜を見る会を続けさせてきた我々国民自身の問題でもある」
「そうか、そのことを忘れちゃいけないね」
「いじめを糾弾しなければ、いじめの張本人である総理を批判する資格はまったくない」
「そうか、この問題は我々自身の問題でもあるんだ」
「そうだよ、ヒットラーにだれも逆らわなかったから、ナチスはジェノサイドを行った」
「広島、長崎への原子爆弾投下に強く反対しなかったから、ナチスのヒトラーと同様当時のアメリカ大統領は日本人を虐殺したんだよ」
「おそらく、この二人は本当のキリスト教徒じゃなかったんだろうね」
「審判は、死んでから下されると間違って理解していたんだろうね」
「本当のキリスト教徒でなかったから」
「「審判」はこの世で下されるんだよ」
「そうさ、「地獄」と「天国」はいま生きているこの世で起こるのだよ」
「何も知らなかったよ」
「でも、それじゃいけない」
「何も知らなかったと言って、桜の会へ参加したことが許されると思う?」
「思わない」
「いじめの加担者になっているからね」
「それこそが、自己責任なんだよ」
「自分の頭で、参加するかどうか真剣に考え、判断しなきゃならない」
「毎回毎回ね」
「参加したらどうなるかっていうことをね」
「それが、地獄行きか天国行きかをしっかり判断してね」
「地獄へ行ったら、それで一生苦しまなければならなくなることがこの世の中にはたくさんあるんだよ」
「桜の会へ参加した人の中でも、「総理に自分とは関係ないと言って欲しい」という人もいる」
「地獄はこの世に存在しているんだよ」
「天国もね」
「地獄に行くか天国に行くかは、あなたの判断次第なんだけどね」
「ローマ教皇が今、日本にいらしているけれど、ぼくはそのことを世界に伝えるために来ていると思っているよ!」