今回は、和の国日本へいらっしゃる、外国の方に、和服を強くすすめる理由を、詳しく書きます。
結論は、
和服は着る人にジャストフィットするので、和服を着た人は金閣寺のように光り輝く !
しかも、和服を着続つづけると、いつまでもきれいでいられる!!
(^_^)
ということです。
それではまず、次の2つのYouTubeの映像をご覧ください。
Wi-Fi環境でない方は、後ほどご覧いただいても結構です。
ご覧いただく前に、特にご注意いただきたいのは、映像に出てくる和服(着物と同じ意味で以後使っていきます)の人たちです。
できれば、パソコンか大画面テレビなど、大きな画面でご覧いただくと、和服がなぜこれほどまでに美しいか、ご理解いただけると思います。
四月 京都観光 Moments in Kyoto - Lights | Mid April Kyoto Japan 着物美人
Moments in Kyoto - Sakura | Real Beauty Cherry Blossoms Kyoto Japan 京都の桜 着物美人と夜桜 京都観光
2つの映像をご覧いただけたでしょうか?
それでは、簡潔になぜ和服がこれほどまでに美しいのか、わけを書いていきます。
1. 和服は着る人にいつも「ジャストフィット」するから、その人の今の自然な美しさを完璧に表現できるからです。
詳しい理由は、後ほど書きます。
2. 和服は着る人にジャストフィットしているので、「しわ」がなく、和服の線がきれいなので美しいのです。
3. 「しわ」がないから、着ている人も着物の「絵柄」の美しさも互いに支え合って、調和して美しいのです。
4. だから、背景の自然に調和して、金閣寺のように光り輝いて美しいのです。
2つのYouTubeの映像をご覧になった方もご覧にならなかった方も、もう一度1~4で述べたことを映像で確かめてみてください。
納得されると思います。
和服をお召しになっている方は、年齢、性別に関係なく、美しいことが映像で確かめられると思います。
私も、この和服を撮影した2つの京都の映像は、本当に美しいと思います。
一幅の絵画より、実際に着物を召されている方が、京都の街や京都の自然の中で映えて、美しすぎます。
おそらく、この映像を制作された方も私と同じように感じられたに違いありません。
では、どのようにしたらこの美しすぎる和服をお召しになった方々のように、美しくなれるのでしょうか?
それは、次のYouTubeの映像をご覧になると分かります。
ふだん着物の着付け〜長襦袢から帯結びまで〜
ご覧になったでしょうか?
先ほど、
「和服は着る人にいつもジャストフィットするから、その人の今の自然な美しさを完全に表現できるからです」
と書きました。
ご覧いただいた方は、もうご理解いただけたと思います。
着物は、その人の身体に合わせて、「ウェスト」で「丈(たけ)」(着物の長さ)や「しわ」ができないよう調整しているのです。
そして、帯で止めて、帯は腰骨でささえています。
だから、いつでも「今のあなた」にジャストフィットします。
洋服のように太ったから着られなくなるということがありません。
つまり和服は、ウェストが重要なのです。
だから、和服を召される日本の女性の方は、和服を着るために、きれいなウェストを維持される努力を日々されているのです。
逆に言えば、日本の女性は、
5. 和服を着るから、いつまでも美しくいられるのです。
ちょっと横道にそれましたが、要は着物はウェストを使って、丈や「しわ」ができないように調整しているので、着付けさえ間違えなければ、いつでも「ジャストフィット」します。
だから、美しいのです。
反対に、身体が変化して太ったり痩せたりすると、洋服はきつめになったり、ゆるゆるになったりして、しわができて美しくなくなってしまうのです。
間違えないでいただきたいのは、洋服は美しくないということではありません。
このブログで以前書きましたが、ドイツのミュンヘンからイタリアのミラノへ飛行機に乗ったときのこと、ビジネスマンやビジネスウーマンの着ているスーツはまるで、映画をみているようでした。
ビシッと身体にジャストフィットしているから、ビジネスウーマンは、まるでミロのビーナスがスーツを着ているようでした。
元へ戻します。
和服は「今のあなたの身体」に合わせて丈(長さ)やしわができないようにウェストで調整するので、いつでもイタリアのビジネスマンビジやネスウーマンのスーツのようにジャストフィットするのです。
まるで、毎回、洋服の採寸をしてその通りに毎回洋服ができるように、着物は毎回ジャストフィットした着物を身につけることができるのです。
美しくないわけがありません。
だから、
和服は着る人にジャストフィットしているので、「しわ」がないために、和服の絵柄がしわで損なわれることなく、和服の線までもがきれいで美しいのです。
したがって、
「しわ」がないから、着ている人も着物の絵柄の美しさも互いに支え合って、着る人も美しい着物も調和して美しいのです。
だから、和服は、背景の京都の自然や、京都の町に調和して、金閣寺のように光輝いて美しいのです。
もう一度、最初の2つのYouTubeの映像をご覧ください。
これまで申し上げたことをご納得いただけると思います。
(^_^)
是非、和の国日本へいただき、あなたもこの和服の美しさを体験していただきたいと思います。
そして、気に入られたら、浴衣(ゆかた)など比較的安価な着物をお土産にされて、その良さをあなたの生まれ故郷でも体験されることをおすすめします。
きっと手放せなくなると思います。
(^_^)
なお、浴衣なら日本式の「旅館」へ泊まれば、旅館によっては色とりどりの浴衣をチョイスして、気に入ったものを着ることができます。
(^_^)
パジャマは必要ありませんので、身軽で清潔でエコであることを、身をもって体験できると思います。
(^_^)
しかも、浴衣ならそのまま夜の街へ出かけることさえできます。
着替えさえ必要ありません。
多くの街では。
(^_^)
まずは、「浴衣」で、和の国を是非、お楽しみください。
旅館によっては、外出用と寝具用の2着の浴衣を用意しているところもあります。
外出や食事にはしわのないものを利用して、寝るためにもう一つを利用すればいつも快適に過ごせます。
一度体験すると戻れなくなりますよ!!
以上で最も書きたいことは終わりですが、まだご興味ある方は以下もお読みください。
はじめに、NHKの朝ドラの「なつぞら」をご覧いただけると、広瀬すずさんの美しい着物姿をご覧になることができます。
浴衣(ゆかた)ですが、とてもきれいな着物姿だなと拝見するたびに、感動しています。
ちなみに、次のYouTubeの映像でも分かるとおり、映画「ちはやふる」でも、美しい和服姿を披露されました。
映画『ちはやふる』主題歌「FLASH」(Perfume)PV
浴衣は、イオンでそろそろ扱い始めています。
詳しくは「浴衣 イオン」で検索すると出てきます。
イオンなら安心して購入いただけると思います。
浴衣も着物も長方形の布を縫い合わせたものです。
なので、きちんとたたむとしわができません。
しかも、洋服のように立体裁断ではありませんので、たたんでもしわができません。
だから、和服は美しいのです。
美しい絵柄をしわなく楽しむことができるのです。
着物はたためばフラットですから、トランクに入れておいても収まりやすく、しわにもなりにくいのです。
持ち運びが容易です。
是非、和の国日本でお買い求めいただけると、重宝されると思います。
(^_^)
もう一つ申し述べます。
形が変わる身体に、形が変わらない洋服をピッタリ合わせることは不可能です。
しかし、和服は形が変わる身体に、形が変わる布を組み合わせた「和服」を合わせるので、いつでも完璧にフィットするのです。
その意味で、きわめて合理的で、自然ということがいえるでしょう。
その和服を、和の国の女性は、古来よりずっと着続けています。
だから、日本の女性は、いつまでも美しいのです。
(^_^)
追記
実は、私は今までそれほど和服には興味がありませんでした。
このブログで、浴衣をおすすめしたことはありますが。
その私が海外の方と同じように、和服に注目するようになったきっかけを書きます。
そのきっかけがあったので、本稿があります。
3月の下旬、友人と新宿御苑へ行きました。
桜もちらほらと咲き始め、梅も咲いていました。
桜を求め、海外の方もたくさんおいでになっていました。
桜を見たり、桜を背景に写真を撮ったりするためです。
我々が東屋で休憩していると、目の先の桜のわきに、和服を着られた中年の女性がおられました。
まだ、少し肌寒かったので、羽織を召しておられました。
決して、色鮮やかな派手なものではなく、淡い薄桃色でしたでしょうか?
桜の美しさを妨げない、いい色だったことを覚えています。
その方が、桜と一緒に写真を撮影しておられるのに姿に、我を忘れてしまいました。
あまりに、美しすぎるからです。
和服姿が。
その日の新宿御苑で、この方ほど美しい和服を召された方はいませんでした。
日本の女性でした。
その感動が、本稿を書こうと思ったきっかけです。
それから、私の頭をぐるぐる回り続けたのは、なぜ、和服はこれほどまでにきれいなのか、美しいのかということです。
その答えが、本稿です。
和服を召される方は、年齢に関係なくとてもきれいです。
そのことが、自分なりに納得できました。
そして、和服を召される女性は、そのために日々、努力をいとわないのだと理解できました。
きれいな和服姿は、努力を惜しまない結果だったのです。
(^_^)
是非、あなたも実際に和の国、日本へいらして、リアルに、この国の女性の美しい、和服姿に感動してみませんか?
その体験は、きっとあなたを変えるでしょう。
「私もずっと、和服を着続けていきたい」
と。
(^_^)