アイポッドタッチのアクセサリーはいろいろある。
それも、アップル製ばかりでなく、いろいろなメーカーから発売されているので、選ぶのに困るくらいである。
私が一番ほしかったアクセサリーは、バッファローのFMトランスミッターである。
車でBuono!(ボーノ)のアルバムを聴きたかったからである。
横道にそれるがBuono!は、パリ公演で成功をおさめている。
フランスの人たちは絵(浮世絵の価値を認めた)だけでなく、音楽に対しても目が高い。
もちろん、鈴木愛理さんもBuono!のメンバーの一人である。
Buono!のアルバム「partenza」を、ライブラリーに加えたのは、「My alright sky」 が入っていたからだが、「雑草のうた」もなかなかいい。
これを聴くと、若い頃エレキギターやドラムスをやっていた人は、自分でエレキギターで曲を弾き、ドラムスをたたき、歌ってみたくなるのではないかと思う。
メルトを演奏している今の若者のように。
原曲メルトがいいので、若い人たちが自分でもやってもたくなる気持ちが良く分かる。
鏡音リンの「メランコリック」も曲がいいので、初めて聴いたときには10回以上連続して聴いた。
いいのものは、年齢性別関係ない!
私ができるのは、ボーカルくらいだがそれでもやってみたいと思う。
「メルト」も、「雑草のうた」も。
いい方法があるので、これは又別の機会に書く予定である。
話しをもとに戻す。
バッファローのFMトランスミッターをアイポッドタッチのドックコネクターにさし、車のFMステレオで聴くとアイポッドタッチの中の曲(アルバム)を車の中でも聴くことができるので、最初かなり満足していた。
だが、慣れるうちFMトランスミッター経由の音と、カーステレオのハードディスクにライブラリーとして録音されたCD音源とでは音の質が違いすぎて満足できなくなった。
もちろん、CD音源を6スピーカーのカーステレオで再生した音の方が格段にいい。
ハイブリッドの我が家の車は、走行中ほとんどエンジン音がしない。
巡航走行時(高速を除き)は、だいたいEV(電気自動車)になるからだ。
(ハイブリッド車のよさについては、満タンにすれば航続距離が800km以上あって、原発事故などでもガソリンを普段から満タンにするなどしておけばいち早く避難できるなど、よさがいろいろあるが、それは、また別に記事を書く予定である)
音がするとすれば、タイヤが拾う路面の音くらいだ。
この最高の音楽環境で聴く音としては、FMトランスミッター経由の音はひずみが大きすぎる。
それに、FMだから周波数を変えても、自車を含めてエンジンからと思われる雑音を、どうしても時々拾う。
それくらいなら、CD音源をそのままカーステレオで聴いた方が遙かにいい音を楽しめるので、FMトランスミッターは別の使い方をすることにした。
FMトランスミッターを、子どもたちから記念品としてもらったFMステレオラジオとつなぐことにしたのである。
下の写真のように。
アイポッドタッチを置く台は自作した。
画像再生したりするときや、アイポッドタッチの定位置の置き場になったりする時に便利だ。
左が、FMラジオでアイポッドタッチの右がバッファローのFMトランスミッター。
USB充電用の端子(見えない)が上側にある。
これがなかなかいい。
第1にワイヤレスなので、イヤホンのコードと耳に当たる部分がうるさくない
家事をするときでも、アイポッドタッチを誤って落下させる心配がまったくなくなった。
また、洗濯物を干すときは、自由に行動できて洗濯物とイヤホンのコードが引っかかる心配は皆無になった。
我が家は、洗濯物は2階で干すので、そのときはスピーカー代わりのFMラジオだけを2階に持ってくることにしている。
また、イヤホンの耳に当たる部分は外れやすいが、外れる心配すら必要ない。
第2に、曲やアルバムの変更が簡単にできる。
ワイヤレスなので曲や再生しているアルバムを変えたければ、アイポッドタッチの本体だけ(もちろんFMトランスミッターはつないであるが)を手元に持ってきて操作できるので、アイポッドタッチのモバイル性をフルに発揮できる。
ワイヤーやドックコネクタでスピーカーとつながっていないので、両方を移動させる必要がない。
第3に、アイポッドタッチ本体を保護できる。
最近は料理を作るときにも、よくBuono!の曲を聴く。
そのとき、アイポッドタッチ本体はキッチンに持ち込まないようにしている。
誤って、水没させたり沸騰している蒸気に当てたりして破損させたくないからだ。
このときは、スピーカー代わりのFMラジオだけをキッチンに持ち込んでいる。
アイポッドタッチ本体は、リビングにおいておく。
第4に、FMラジオとの相性がいいのか、けっこういい音で聴くことができる。
FM電波で飛ばしているので、距離が離れると多少雑音が入ることがあるが、もともとのラジオのスピーカーの音への期待が低いせいか、まったく気にならない。
むしろ、このFMラジオのスピーカーは小さいながらバランスがとれていて、車のステレオで聴くより遙かにいい音で聴くことができる。
ハイブリッド車では、再生した音が車のボディーやシートに伝わってそれが腕や座席から身体に伝わったりする五感を通しての音楽感覚が素晴らしい。
FMラジオには、もともとこうした期待していないからだろう。
第5に、FMトランスミッターでつながった操作性のよさがもたらす、ディスクジョッキーになったようなすばらしい感覚
ハイブリッド車では、曲やアルバムの変更は車が止まっているときしかできない。
走行中にするなんて、自分から地獄へ落ちにいくようなものである。
今朝も運転しながらスマホや携帯を操作する男性や女性をみかけたが。
しかし、家の中ならほとんどいつでも、手元にあるアイポッドタッチから曲やアルバムの変更ができる。
これは、ほとんどディスクジョッキー状態。
しかも、聴きたい曲は「ラジオ」から流れてくる。
ディスクジョッキーのつまらないおしゃべりや、つまらないコメントを聴く必要もない。
もちろん、音楽よりディスクジョッキーの話が面白くて、楽しみにしている番組はいくつかあるが。
この記事を書いている今も、℃-ute(キュート)のアルバム第7章「美しくってごめんね」を聴いている。
キュートのこのアルバムはポジティブになれるからだ。
おかげで、ディスクジョッキー気分で記事を快調に書くことができた。
「世界一HAPPYな女の子」ももちろんあるけれど、「幸せの途中」がいい。
幸せになりたかったら、この曲を聴くことをおすすめする。
おまけに、
もしFMトランスミッターを買うなら曲を聴きながら充電できるものがいい
私が使っているFMトランスミッターは、写真のようなバッファローのBSFM09シリーズだ。
色は、アイポッドタッチとお揃いの白。
BSFM09シリーズにしたのは、車で移動中にも車のシガーソケットとつないで充電しながらアルバムを聴けるからだ。
もちろん、アルバムは聴かなくても充電はできる。
アイポッドタッチは、1日1回、場合により2回以上充電が必要になる場合があるので、充電しながら移動できるFMトランスミッターは、おすすめだ。
しかも、USBケーブルでアップル製の充電器と接続して家でも充電できる。
つまり、家でも車内と同じ使い方ができる。
ドックコネクタをふさいで充電できないことがないのは、便利。
車で移動中に充電できるかどうかは、原発事故など緊急時にも絶対必要になる。
ドライバーでないのなら、車内でもディスクジョッキーは可能
バッファローのFMトランスミッターBSFM09シリーズを使えば、助手席などに乗った人は車内でもディスクジョッキーになれる!
一度そうしてみたいが、なかなかチャンスがない。
ちなみに、我が家のハイブリッド車のカーオーディオはアイポッドタッチをブルートゥースで認識する。
しかし、音が出ない。
電話としてしてしか、認識しないからだ。
もし、siriが使えればブルートゥースでカーオーディオとつながっていれば、iPhoneなら、電話もできるし、音楽再生も音声で命令してできるようになるだろう。
早く、そうした安全な時代が来てほしい。
はらはらしながら、携帯やスマホを操作している車の前後や近くを走るのはまっぴらだから。
FM電波で飛ばすと聞きやすい
母に、アイポッドタッチで撮影したビデオの音をFMトランスミッター経由で聴かせた。
波の上を走る船の上下する様子が、映像とともに波の音が流れてくるのを聴かせたり、海岸の波が打ち寄せたり引いたりする音をずっと聴かせたりした。
イヤホンだとすぐ外してしまう母が、アイポッドタッチをずっと手元にもって、それらの映像、レティナディスプレイの波のしぶきまで見えそうな映像と音をずっと楽しんでいた。
母が、〇〇ちゃん(私の名前)ありがとう、ありがとうと何度も感謝してくれた。
アイポッドタッチとFMトランスミッターとFM(できればステレオ)ラジオさえあれば、どこでもディスクジョッキーができたり旅行先になったりするのは、ほんとうにありがたい。
母もとても満足してくれた。
次回は、アイポッドタッチのアプリのことについて書く予定だ。