イタリアでは、いくつかのホテルに宿泊した。
どれもよかったが、最初のホテルが最も印象に残った。
玄関は、どこにでもありそうなごくふつうのホテルであった。
しかし、一歩足を部屋に踏み入れてがらりと印象が変わった。
調度を見ると、どれもこれぞイタリアと思わせるこだわりのある目を楽しませてくれる素晴らしいものであった。
決して古くからある高価なものではないが、どれも美しい。
いわゆる☆☆☆などのホテルではないと思う。
しかし、どれもデザインにこだわりがある。
生活を楽しむ国、イタリアならではのものばかりであった。
最初に目についたのが、部屋の絨毯と椅子。
色づかいといい、椅子の色・デザイン、机の色など部屋にいてイタリアにいるんだなと感じさせてくれる満足のいくものであった。
ベッドカバーも金色で豪華な雰囲気をかもしだしている。
決して高価なホテルではない。
ガイドブックにも出ていないホテルであった。
しかし、今までに体験したことのない満足度であった。
次に目がとまったのが、バスローブが掛かっているハンガー。
シンプルなデザインながら金色に輝く美しさは、単なる生活の用具としての域を超えて、鑑賞できるくらいの領域に達している。
ベースの木目とハンガーの金色がよく調和している。
サイドテーブルもシンプルだが、スタンドの金色とともに実によく調和している。
背景のカーテンの部分的な赤は、絨毯の赤とマッチしてとても落ち着く。
この部屋にあるテーブルは、どれも外枠の濃いブラウンの中に薄いブラウンがある統一のとれたものを使っている。
そして、ゆったりと腰を落ち着けることの出来る一人用の椅子。
決して、広い部屋ではない。
当然スイートなんて高級な部屋ではない。
それなのに、ゆっくりくつろぐことができる楽しめる部屋なのだ。
最後にサニタリー。
部屋の中とがらっと色遣いが変わる。
ティシュペーパー入れは、シルバー。
トップは大理石。
その他のサニタリー用品はすべて白。
清潔感あふれるサニタリーである。
とにかく、いるだけで楽しい。
生活していて気持ちいい。
これが、イタリアのホテルであった。
もうひとつ、この写真もご覧いただきたい。
テレビの下の回転テーブルがガラス製である。
そのため、スタンドの照明でグリーンに光っているのだ。
(カメラの感度が低いため暗い感じだが、実際には宝石のように輝いている)
部屋が暗くなっても楽しむことができる。
それがイタリア流の生活の楽しみ方なのだと思った。
このホテルは、日本からの移動だけでほとんど何の観光もないまま、最初に宿泊したホテルだった。
しかし、心からイタリアに来たんだなと実感した。
イタリアでは、ホテルで枕チップをあげてくださいと添乗員さんから教えてもらった。
一人1ユーロ(170円前後)でいいとのこと。
この最初に宿泊したホテルだけでなく、すべてホテルで清潔感のある最高のサービスをうけることができた。
添乗員さんによると、そうしたサービスをしてくださる方はチップで生活を支えているとのこと。
イタリアのホテルのサニタリーは、どこもビデと便器とセットであった。
ビデはもちろん女性用。
そこで、リンゴを冷やした方があったということだが、それほど清潔なサニタリーであった。
こうした、清潔な気持ちのよいイタリアンライフを提供してくれるのがチップで生活を支えている方たちである。
見て楽しめ、生活して気持ちいいサービスに、
”Grazie”(イタリア語で「ありがとう」)
とメモして枕チップを置いてきた。
どれもよかったが、最初のホテルが最も印象に残った。
玄関は、どこにでもありそうなごくふつうのホテルであった。
しかし、一歩足を部屋に踏み入れてがらりと印象が変わった。
調度を見ると、どれもこれぞイタリアと思わせるこだわりのある目を楽しませてくれる素晴らしいものであった。
決して古くからある高価なものではないが、どれも美しい。
いわゆる☆☆☆などのホテルではないと思う。
しかし、どれもデザインにこだわりがある。
生活を楽しむ国、イタリアならではのものばかりであった。
最初に目についたのが、部屋の絨毯と椅子。
色づかいといい、椅子の色・デザイン、机の色など部屋にいてイタリアにいるんだなと感じさせてくれる満足のいくものであった。
ベッドカバーも金色で豪華な雰囲気をかもしだしている。
決して高価なホテルではない。
ガイドブックにも出ていないホテルであった。
しかし、今までに体験したことのない満足度であった。
次に目がとまったのが、バスローブが掛かっているハンガー。
シンプルなデザインながら金色に輝く美しさは、単なる生活の用具としての域を超えて、鑑賞できるくらいの領域に達している。
ベースの木目とハンガーの金色がよく調和している。
サイドテーブルもシンプルだが、スタンドの金色とともに実によく調和している。
背景のカーテンの部分的な赤は、絨毯の赤とマッチしてとても落ち着く。
この部屋にあるテーブルは、どれも外枠の濃いブラウンの中に薄いブラウンがある統一のとれたものを使っている。
そして、ゆったりと腰を落ち着けることの出来る一人用の椅子。
決して、広い部屋ではない。
当然スイートなんて高級な部屋ではない。
それなのに、ゆっくりくつろぐことができる楽しめる部屋なのだ。
最後にサニタリー。
部屋の中とがらっと色遣いが変わる。
ティシュペーパー入れは、シルバー。
トップは大理石。
その他のサニタリー用品はすべて白。
清潔感あふれるサニタリーである。
とにかく、いるだけで楽しい。
生活していて気持ちいい。
これが、イタリアのホテルであった。
もうひとつ、この写真もご覧いただきたい。
テレビの下の回転テーブルがガラス製である。
そのため、スタンドの照明でグリーンに光っているのだ。
(カメラの感度が低いため暗い感じだが、実際には宝石のように輝いている)
部屋が暗くなっても楽しむことができる。
それがイタリア流の生活の楽しみ方なのだと思った。
このホテルは、日本からの移動だけでほとんど何の観光もないまま、最初に宿泊したホテルだった。
しかし、心からイタリアに来たんだなと実感した。
イタリアでは、ホテルで枕チップをあげてくださいと添乗員さんから教えてもらった。
一人1ユーロ(170円前後)でいいとのこと。
この最初に宿泊したホテルだけでなく、すべてホテルで清潔感のある最高のサービスをうけることができた。
添乗員さんによると、そうしたサービスをしてくださる方はチップで生活を支えているとのこと。
イタリアのホテルのサニタリーは、どこもビデと便器とセットであった。
ビデはもちろん女性用。
そこで、リンゴを冷やした方があったということだが、それほど清潔なサニタリーであった。
こうした、清潔な気持ちのよいイタリアンライフを提供してくれるのがチップで生活を支えている方たちである。
見て楽しめ、生活して気持ちいいサービスに、
”Grazie”(イタリア語で「ありがとう」)
とメモして枕チップを置いてきた。