まぁ山口敬之氏は、かなりの情報通です。ただ応用の問題に関しては弱いようですね。
サリンは水で無毒化できるとは言いましたが、内部、つまり代謝系に入ったサリンなどの有機塩素化合物はPAMを打たないと、不味いので、彼の言う水は深く入らなかった場合です。
これは塩素系と硫化水素系の洗浄剤を混ぜた馬鹿も同じです。
水に漬けたぐらいでサリンが無毒化するの?と思われるでしょうが、サリンはVXと違って息を吸って、体内に入ります。
その時肺を経由しますが、肺に入った空気は、先ず水に溶かされます。
つまり呼吸器系のガスは水に反応しやすいという傾向が有ります。
これが文化系と理系の隔絶した知能の違いです。
さて、核実験ですが、これが分解しにくいとは驚きました。
どうも兵器用と実験用の核弾頭は違うようです。
兵器用の核爆弾は3ヶ月毎に、内部の中性子源や、構成核燃物質を交換しないといけません。
例えばW6などの最新型の核爆弾は、プルトニウムPt239とウラニウムU235とD-D反応型水爆とD-T型反応水爆の4タイプの共存型です。
この中で、D-DとD-T反応の水爆源とU235と核爆発を強化する中性子源は3ヶ月で、臨界量に達することが出来ないので、交換しなければなりません。
とは言っても一番面倒臭いのはプルトニウムの核爆弾です。これは核物質プルトニウムの回りに遅反応性爆弾とその外側に高速反応性爆弾を配置しています。
一番の問題は、この爆弾に仕掛けられた「雷管」と言うか点火ポイントの配線が問題で、16か24か32か所謂「正16面体」とかの面分割で転科ポイントを決めますが、その全てを外さないといけないのです。
使用されている爆弾は、恐らく高性能の爆弾で、電気着火するタイプだったと思います。点で爆発するより面で爆発した方が効率よく爆発するからです。これを分解するには、静電気が問題となり、これがネックだと思われます。
更には、北朝鮮がやっているか知らないけど、二重から三重の安全装置と、もう一つ「分解しにくくする仕掛け」があった筈で。
また北朝鮮のように「レベルが低い」「低能」「基本的に海外のパクリ」「カーン博士の後追い」なので、基本的に「馬鹿」です。
何よりチョングソだから「配慮」が足りないので、マシに組まれているとは到底思えません。まぁ水爆部分やU235の核爆弾部分は比較的簡単な構造をしていますから、この解体は問題ないでしょう。
キモは、プルトニウム型の核爆弾で、これが本当に難しい。
先ず、きちんとプルトニウム表面と解体する人間の電位を合わせられるか?が問題でしょう。
核爆弾がミサイルや爆弾のケースに繋がっている間は、結構安定ですが、ケースから外れると、これが第一級の危険物になります。
ま…、どうせ、アメリカもやる気だから、この際、解体途中で爆発しちゃったぁ〜ってのはカッコ悪いから「やってやるぅ〜」で爆発した方が政治的にGoodかもしれません。
でも、オマエ、確実にあの世行き。
ねぇ?野豚の親族の北豚。
野ブタと一緒に消えちゃえ!