今日も穏やかに晴れた一日です
ベトナムスケッチ11月号で紹介されていた
ホイアン シルクビレッジ
Quang Nam Silkという会社が、ホイアン地区の伝統工芸である
シルク作りを後世に伝えようと始めたのがここ
文化村と位置付けられています
広い敷地内の奥には、かつてDuy Trinh 地区でシルク作りを推奨した
シルクの女王も祀られています
この建物も移築してきたものだそうですが彫刻とかがかなり綺麗です
ここでは桑の葉から蚕を育て糸を紡いでシルクに
なるまでの工程を見学することができます
この木は今や希少種になってしまった桑の木
チャム族がシルクを作るときに使っていた木だそうで
現在ベトナムで使われている桑の木よりも葉が大きく
上質なシルクができるそうです
まだ生後4日目くらいの蚕たち
大きくなると繭をつくりはじめます
かつてチャム族は先ほどの木にそのまま蚕を放して
直接繭を作らせていたそうです
ベトナムの蚕は黄色い糸を吐く種類が今でも健在です
でも白い繭もある
これってどうやって見分けるんですか?と質問すると
繭から次の卵を取るための親を作ったときに
その時点で、黄色種と白種と分けるんだそうです
・・・なるほどね・・・
繭はお湯で軽く煮て糸を取り出します
そして、チャム族の伝統的な織り方も再現
Ninh Thuanに移住させられた本物のチャム族を雇って
ここで再現をしているそうです
場所はダナンからホイアンに続く旧道上で
ホイアンバスターミナルのちょっと手前
カフェもやっているのでこの看板が目印かな?