「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20060613

2006-06-13 | 矮小布団圧縮袋

○岩城宏之さん合掌。まだお若いように思っていたが…自分の記憶に残っている姿より近影は痩せている。自分は一時は朝8時まで意識が戻らない程の寝起きの悪さだったが、朝起きてMP3で一曲聴くかしながら身体を起こして顔を洗いにいく、という感じで、なんとか朝7時前後に身体を起こせるようになってきた。そんな体調管理の効能で音楽の力の借り方をしている。いろんな意味で体も心もまとめて酷い状態の時には、特によく音楽に助けられていると思うのだった。朝起きてテレビをつけていると「純情きらり」も始まる。岩城さんは東京芸大で、きらりの人は東京音楽学校か何からしい。特にそんな主人公のファンでも味噌屋のぼっちゃまのファンでもないが、このテレビをつけていると、とにかく朝っぱらから何かが過剰で濃ゆい気がする。この濃ゆさはどこからくるのか、思うに西島秀俊さんと寺島しのぶさんだからではないかと思う(笑)。この二人が昭和初期の和服姿で並んでるだけでもう退廃的文芸路線というかもう心中するかなんかしかないような予感(爆)というか朝のドラマじゃないような(笑)。その上、今日などは西島さんの回想する最初の愛人?が光浦靖子さんで津軽弁つかみあい演技対決(><)という濃ゆさである。ともかく朝からお腹一杯な感じというか^^。原作が津島佑子というし、冬吾役というのは多分太宰治とか棟方志功とかをミックスしてるのであろう。昔ReAの頃のあたりからだか堂本剛さんが太宰の「女生徒」などが好きらしく、女言葉の魅力にはまったらしい話をしていたのも思い出すが、私は太宰治は「うまい」とは思うが決して「好き」ではない。なぜこーゆータイプの“ある種こんな最悪ともいえる”奴がかえって女にモテまくるのか、という謎が世にいつもつきまとうわけだが、「けやぐ」の冬吾さんを見ていると、確かにこの手の男性は困ったもんだが実はほっとかれないかもしれない、と気になり、何か納得できるような気がするから不思議である(^^)。(20060613)

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