「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20070417

2007-04-17 | 矮小布団圧縮袋

○月齢0.14、新月・大潮に犯罪発生率が多いというのは本当なのだろうか?夜8時半を回ってしまいまた面倒な会議が長くて疲れたので今日は帰って明日に続きをするかと思ってPCを閉じる前にネットを開くと、国内外で銃撃事件が同時多発的である。長崎駅前など何度か行ってるし見覚えもある電車通の角の所じゃ?とか思ううちに数年前に出張した市内の夜などを思い出してくる。日常的な景色と連続しているのが非常に怖い。帰ると地元民放局まで臨時特別報道番組が流れていてますます陰々とした空気が伝わる。隙をみてCD屋や中古屋から買ってはおいたが今日まで開封する時間もなかった新たな音源CDの山を一つ一つご開帳してシャッフルで週後半の出張用にmp3プレーヤーに編集し直しながらどんなもんやを大きめに流す。音が鳴っていると少し怖さが緩むようなところもある…哀しい効用ではあるが。誰かが部屋にいればそれでいいというような考え方もあるが、そんなことぐらいでは根源的に何の気休めにもならず大した忘却にはなりそうにないことを、どうも夢も希望も酔うこともなかなかない損な自分は折々おぼろげに先に感得してしまう。この荒んだようなしかしどこか逆に一種落ち着くような寂寥感の時、人は煙草を一服したり酒を呑んだりするのかもしれないが、今は昔と違って自分はどっちもやらないのでとりあえずコーヒーを入れて聴き続ける。例えば1986年頃にシャトルが炎上墜落する映像を見た時とか、1991年頃湾岸戦争の空爆映像を見た時とか、うちの親父が没した時とかも、ただ呆然とそうし続けたのではなかっただろうか。だから基本的に醒めていて恋愛とかに酔えない性格なのだろうけれど。でも確かにそういう時にこういう歪みきったギターの音だけでも…音の場合は単純にそれだけで快感で酔える瞬間があり、聴いている事…たとえ朝が来たらまた突貫工事が始まってしまうとしても、今のその瞬間だけは世界がしばらくの間、自分がそうしている事を許してくれている感じで、とりあえず眠れるなら眠ろうという…そういう夜は何千夜とあったしこれからもそうかもしれない。(20070417)
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