「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20090119

2009-01-19 | 矮小布団圧縮袋

○そのオリスタに予告が載っていた(TV雑誌かこれは)新堂本兄弟(1月18日放送CX)。もういい加減観念した方がいい、君達は昭和末期の人々なのだよ(笑)。最近はようつべで、2001年頃のがっくんがひょこひょこ爆発する回を見ることがあり、見ながら思うこと。30代になったらなったで30代の危険な香りが要るようだね(笑)無理に下にあわせる必要などないのである。尊敬されるには中身があればいいだけの話。2001年頃の自分だとまだ自信なかったが、今の自分なら、たぶんKinKiの人と目が合っても平静に話せそうな気がする。こっちは年下じゃないけどね。

BGM: ナツカシ☆ビデオ ヨーガク(Space Shower 1/18 17:00~18:30)80’s UK特集
世間で「around 40」曲特集などと挙げられる邦楽・アイドル歌手の歌は8割近くわからない。確かに同級生とかが教室で歌ったり萌えていたりしたのは目撃したかもしれないが、自分は全然格好いいとも思わず関心が全くなかった。多少知っている残りの2割は普遍的に有名なものか、YMOその他くらい。だから「あらふぉー」とか言われて出されても全然親近感はない。自分があきらかに10代後半の時の記憶とともに知っていて、文字通り「ナツカシ」と言えるだけの親近感がもてるのは、次のようなものだ。
DO YOU REALLY WANT TO HURT ME? / CULTURE CLUB
COME ON EILEEN / DEXY'S MIDNIGHT RUNNERS
YOU CAN'T HURRY LOVE / PHIL COLLINS
HUNGRY LIKE THE WOLF / DURAN DURAN
SWEET DREAMS (ARE MADE OF THIS) / EURYTHMICS
HUMAN / THE HUMAN LEAGUE
TOO SHY / KAJAGOOGOO
WAKE ME UP BEFORE YOU GO GO / WHAM!
THE LOOK OF LOVE /ABC
NEW SONG / HOWARD JONES
ALL I NEED IS A MIRACLE / MIKE & THE MECHANICS
LIFE IN A NORTHERN TOWN / DREAM ACADEMY
SHOUT / TEARS FOR FEARS
WEST END GIRLS / PET SHOP BOYS
RELAX (version 1) / FRANKIE GOES TO HOLLYWOOD
IF YOU LEAVE / ORCHESTRAL MANOEUVRES IN THE DARK(OMD)
EVERYTIME YOU GO AWAY / PAUL YOUNG
WALLS COME TUMBLING DOWN / THE STYLE COUNCIL
SHE DRIVES ME CRAZY / FINE YOUNG CANNIVALS
これなら全部聴いたこともあるし知ってる。まさか15~20年後に軒並みテレビCM等で使われまくるなんざ思わなかったが。
今見て思うのは、「なぜこんな暗い音楽で当時の人々は狂ったように楽しく踊れたのだろう」…欧州とか英国の社会の深く絶望的な閉塞感とか退廃感がどよーんと漂っていて、25年前の映像にそれが生々しく焼きついていることだ。
子供の頃は別に英語の勉強をする気はなかった。ただ文化を味わってそこに得体の知れない何かを予感して心の中に残ってるんだろう。この退廃の美学の世界みたいなのを感じてしまい、そのためにこんな音楽を聴いたり単館上映のヴェンダースとかヴィスコンティ映画見に行ったりした普通に。田舎の子供に宝塚もJ'sも縁は無く、洋楽が先にあった。嫌な10代だな(笑)。だから今ゴシック系とか何とかに走る連中も、まあそういうこともあるだろうと思えば思える。(20090119 0:22)
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