「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20120604

2012-06-04 | 矮小布団圧縮袋

○(近代化遺産のメッカ大阪をお散歩・その7)
   
 その緒方洪庵適塾の区画の反対側にあるというのが粋な、日本最古の民間幼稚園らしい愛珠幼稚園〔明治13年(1880)設立、明治34年(1901)現在地に移転〕前を通るキイロイトリ。他にも撮影してる人が2~3人いた。「銅座」跡の碑も立っている。江戸から近代にかけてを築いた大阪の町の経済力と文化が建築物に結晶しているということらしい。

本日のBGM:
 平清盛というドラマは、やはり夜20時台のバラエティ枠用の「ごはん食べながら「ながら」見できる」(「釣瓶の家族に乾杯」「ためしてガッテン」とか、他局だと「ネプリーグ」みたいな)番組ではない。それで視聴率どうのと言われても仕方なさそうな気もする(むしろ数年前「どうしても見ろというならごはん食べながら「ながら」見、どころかそれも耐えられず、さらに展開がひどく途中で台所に洗い物に立つしかない苦痛」な安易さに上杉家を転落させた「○○人」は新潟県人として許せず怒りのあまり視聴しなかった)。例えていうと、普通はごはん食べながらは見ないだろう江戸川乱歩のドラマ化とか、夜22時以降用の大人が見るAXNミステリーの英独仏あたりのドラマの「エグさも伴う」ノリなのである(その割には、群像劇の中でどうも主人公の甘さが気になるが、成長過程物語にしてはそんなの待ってられないほど既に歴史進行がシビアだ。ぶれないでほしい)。だから時代劇といっても「暴れん坊将軍」「水戸黄門」並みに「殺陣があっても様式的約束の範囲であり、ごはん食べながら見られる」タイプのドラマじゃないのだろう、映画「ラスト・サムライ」がそういうカタルシスのドラマじゃないのと同じように。そういうものを作っている、ということでぶれなけりゃそれならそれでいいのだが、逆に「こてこてに作る」なら徹底するかと思いきや、そうでない部分のバランスがあまりよくない時があり、しかし演じる演技陣は主役以外全員がなにやら尋常でない濃さを衝突させている、という感じはする。#22「勝利の代償」はそんなこてこてな摂関家のあまりの痛々しさで他の部分をちゃんと見てなかったので、再度見て、やっと「デトロイトメタル社長=得子の恫喝」や「風林火山以来の武者震い=後白河」「ロビン・ウィリアムズ的=為義の泣き笑い」などのシーンを確認した。

おまけBGM:Glory of Love / Peter Cetera (「Love Again-David Foster presents-」)
 金曜のDavid Foster以来、そういえば…と聞きたくなり自宅CDから音源を探索。これも最初 Cで始まるのに、途中からC#に上がるんだぜ、まったく!^^(20120604)
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