○福岡市周辺の営業外回りで出張中、2週間ぶりくらいに乗った大牟田線の車窓を見て「あれ?」と思う。
なんで今まで気づかなかったのか…もしかすると大阪で「物件」を見歩きまくった影響で、自分の「目が慣れて」、街中のフォルムが目に留まりやすくなったのか。そこで出張帰りに、福岡行きの急行の車窓から再度位置を確認し、最寄と思われる春日原駅で途中下車して徒歩で接近、撮影してきた。
周囲の住宅地の建築物とは明らかに違う、謎の建物(^^;)裏側から見ると所々改修された部分が感じられるが、線路側の電車の中から見えた窓(ガラス窓だし)の形といい、表の不思議な対称形の階段といい、どうも渋い。明らかに教会とも違う。
検索してみると「旧九州鉄道・第一変電所」というらしい。筑紫電気軌道[大正4年(1915)設立→大正11年(1922)に「九州鉄道」に社名変更]。電鉄沿線の建物というと、尼崎駅横には赤煉瓦の電鉄用発電所があったっけ。この春日原のものも、もしや設立時に近い頃からの電鉄の変電所だとすると、やはり近代化遺産的な雰囲気を湛えて残っているものなのでは。こういうものは見つけたら即撮影しておく。昨年の直方駅のこともあるし、所々普請中の沿線の風景とともに掲げておこう。
※途中下車ついでに春日原駅前商店街の亜橋(アバシ)本店 でキイロイトリと遅めのランチ。
カレーが辛すぎずとてもマイルドで2種類。それはともかく、独特のチーズナン(これは初めて)がハーフサイズらしいのであるが、がっつりとインパクト(これハーフじゃなくてフルだとこの2倍って、かなりな量では)。そこにサフランライスもあるから当初予想以上にボリュームがあった(これでもさらに空腹な人には「替玉」ならぬ「替えナン」が頼めるという…福岡のラーメン方式がインドと合体?)充分満腹です、ありがたや。無性にチーズが食べたくなった時に来ようかな、と思うが、なかなか春日原までは来る機会が多くはなくて貴重。また一つ発見があった。
BGM:You're the Inspiration / Chicago
わりとカフェ的な雰囲気でいきなり流れてくるDavid Fosterなピアノとオケ。このコードチェンジがいつも曲者だよな!(って演奏するんか自分><)(20120601)