○金星の太陽面通過、朝からテレビでもやっていたが不思議な光景である。うちの方は先日の日蝕は思いきり雨曇で見えなかったが、今日は晴れていて市内でも観測できたようだ。
(近代化遺産のメッカ大阪をお散歩・その8)
さらにその近くの大阪倶楽部〔大正13年(1924)安井武雄設計〕まで歩いてきた。キイロイトリ「ナンカ レリーフガ スゴイネ」南欧調なのか中近東調なのか、この煉瓦の風合いと、ライオンのいる凝ったバルコニーや窓がまたもや異世界感覚を醸し出していて通る人を圧倒する。
この日は結婚式の披露宴らしきお客さんが出入りしていた。
本日のBGM
映画「少女妻 恐るべき十六歳」 (新東宝、1960)(チャンネルNECO 6/6 6:00~※留守録)
音楽:渡辺宙明(ジャジーでモダンだ♪)
チャンネルNECOには新東宝映画をしつこく偏愛するスタッフがいるのに相違ない。聞いたことのないような、しかも唖然とするような扇情的なタイトル(でもって時々中身と違ったりする><)で展開するアクション映画の数々が時々ラインナップに来る。それにしても半世紀前、若いヤクザとか剃刀みたいな殺し屋とか悪役やってる時の天知茂は、笑い方からして違う。あの唇を歪めて歯の見える嫌ーな感じで笑う方法は、悪役用にとっておいてある技なのかしら。善い人役の時はちょっとまぬけな脱力系の笑顔もするのにね。そしてあいかわらず正義の味方といえばハジキのブラック=宇津井健だ。こないだ夜ニュースを見てテレビをつけたままでいたら、「都市伝説の女」(テレ朝系)というのが始まって、いきなり宇津井健氏がさすがスーパージャイアンツな凄い跳躍力の老人で出てきてびっくり(笑)。天知茂ももし存命だったら、今頃はこんなスーパーおじいちゃんを嬉々として演じていたかもしれないぞ?見たかったなあ、と偲ばれる。(20120606)