〇うまいお蕎麦をいただくときは蕎麦、うまいおうどんをいただく時はうどん(現金)。
そういう意味では、ぜいたくに「美味しい蕎麦」「美味しいうどん」というものは、子どものころには感じたことがなかったと思う。新潟市民としては米の飯を食うのが普通で、麺を食うより米がいい、と思っていた。高校卒業するまで県外はおろか、市外にも(母方の田舎に行く以外)ほとんど行ったことない生活だったし。
蕎麦やうどんを本当に美味しいと思った経験をしたのは、県外で自炊生活するようになった後、自分で働く大人になって、家以外のいろいろな所で食べる機会を得てからだ。
だが先日食べたうどんは美味しかった。
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キイロイトリ「チクワテンモ イタダキマス」
数年ぶりに讃岐うどんをその地元でいただく。ちなみにお昼の吾里丸。これはしょうゆうどん(冷)で、ちくわ天をいれても300円以内だ。トッピングはセルフ方式で、ラストにうどんを頼むと出てくる式。テーブルにあるだし醤油をかける。立ち食いだったが美味い。蕎麦の場合もざるの方が好きなのだが、うどんの場合も冷の方が麺がきゅっと締まっていてつやつやしていて、より弾力ある口当たりが味わえる。
こういう味わい方の感覚は、新潟に帰ってコシヒカリのごはんを食べる時、あんまりおかずがなくても米そのものがうまい、というのと似ていて、香川で食べると、うどんの麺そのものがそれだけで本当にうまかったりするのだった。うまいといわれるご当地の人は多分うまい食べ方に通常慣れているはず。「うどん県」といっても、もちろん店によってもいろいろあるのだろうけど、市内の何軒か行ってみてもアベレージが高いのではなかろうかと感じる。
本日のBGM:Beat It (merengue) / Señor Coconut and his orchestra (「Fiesta Music」)
マイケルジャクソンまでメレンゲに(爆)カリブ海っぽくなる。つか、これだと踊るの高速だぞ(><)(20151118)