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もう20年以上も前のことだ。教育界界隈では、それなりに知られた事件のようだ。
上手く要約出来るかな?
卒業式まで
1・小学校の、卒業式が1つの大きな場面だ。
2・このクラスは5年の時には「クラス崩壊」していた。担任も何度か変わり、最後は教務主任が強権的に子供を抑えつつ担任の代わりを行っていた。いじめも絶えなかった。
3・新しくやってきた経験豊かな先生が6年で担任になる。6年の教師集団も意思は通う。
4・「クラスの旗」を作る・授業の工夫など、不断の努力で子供達が変わってゆく。
5・やがて卒業式の時期になって、「卒業制作」で「ゲルニカ」の大きな大きな幕を作る。この制作は多くの時間、子供達の学びが続き、緩やかな団結が生まれる。
6・生徒も先生もそれを卒業式の式場正面に飾りたいと考え、願うが、校長が日の丸、君が代へこだわり、職権だと譲らない。何度も職員会議が開かれ、式の委員会でも「ゲルニカ」が推される。
7.はたして当日。式場正面は「日の丸」が掲げられ、ゲルニカは反対側・父兄席の後ろに追いやられた。
卒業式当日
1・卒業証書の授与、そして「子供達が1人1人決意を述べる」と言う式の進行中、何人かの子供が「ゲルニカ」が飾られず残念」と述べる。やがて答辞を任された1人の女の子が、掲げられると思っていたゲルニカが掲げられないことに対し「校長先生の様な、うそをつく大人に成りたくない」と発言をし、来賓などからかなりひどい野次が飛び交い、式が騒然となる。
2・君が代では、100人を超える生徒が、着席してしまう。
その後
1・煽動したと、先生が処分される。
2・壇上で「大人を糾弾した」子供はその後中学校に行って、ひどいいじめに会う。
3・その中学生の4年生の妹も、激しいいじめに会う。
4・先生は「教組」を中心に訴訟を起こし
5・子供のお母さんは、「子供のほうが正しい」と、学校・いじめ・に立ち向かうが、やがて「心を患ってしまう」・・・
5年から6年へ、そして「多くの具体的な取り組み」で変化してゆく子供の姿など、かなり感動なのだが、紙面の都合・僕の上手く語れない語り口で、うまく表現できない・・・残念。
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その「お母さん」は、笠木透氏の、友人だったらしい。
2008新譜で、この事件の歌を彼は歌っている。
10月・11月と2つのロストのジョイントでも「ライブ」を聴いた。
良い歌だった。すぐロストの今年の「新曲」と選ばれ、初見の詩の読み合わせや、鑑賞が始まった。
写真・初見の詩を各自、黙読なり。
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詩に合う楽器の弾き方もこれからだ。
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キーの選択が行なわれた。KEY OF Cだ!
ちと高いが・・まあ歌いこんで、厳しければBだ!
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メロに乗せて、歌いこみ!かなり、歌詞がメロに乗ってきた。
初めての練習だが、かなり上手く行く。曲を皆が気に入った証拠だ。
僕らアマチュアは、自分達が歌いたい歌を歌うので良いのだ。
これから、2ヶ月・・「歌いこみ」でバランス・コーラス・編曲が行なわれる。
2009・1月のあかんべ山に間に合わせたいのだ。
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新曲はうれしいものである。これ僕らで歌おう!と、皆で一致だった。
こうなれば、必ず、人様に披露できるようになるのだ。
練習が楽しみになったな。
スミレの花 詞・笠木 透
曲・増田 康記
C G C
1・きれいな花柄の ワンピ-スの君と
G C G C
腕を組んで踊った フォークダンス
C G C
若草のもえる 城山の広場
G C G C
春の陽ざしを あびながら
F C Dm C
*うす紫の スミレの花
E7 F Dm G
この国に花ひらく 土はないのか
C F C G
君が好きだよ スミレの花
C F C G C
僕のこころに 咲くがいい
2・はっきりと聞こえる 小さな声で
君はえらい人に 文句を言った
たった一人で 闘った君は
何も言わずに 去っていった
*(くりかえし)
3・心の病に 倒れたという
風のたよりに 僕は聞いた
たったひとりを 救うこともできず
人類のことなど 考えていた僕
*(くりかえし)
4・春になるたび 君を思い出す
人間なんだからと 微笑んでいた君
*(くりかえし)